中村光荒川アンダー ザ ブリッジ」の実写ドラマ化および映画化が決定した。スタッフとキャストはドラマ・映画ともに同じ布陣で、TVドラマは2011年夏よりMBS・TBSの深夜枠にて放送をスタート。また映画は2012年春に公開予定だ。

荒川アンダー ザ ブリッジ」は荒川の河川敷を舞台としたラブコメディーで、ヤングガンガンスクウェア・エニックス)にて連載中。昨年TVアニメ化もされた人気作だ。今回到着した実写版の撮影現場写真では村長の後ろ姿や建設中の教会のセットが公開されており、仕上がりに期待が高まる。

実写化の報を受けた中村は「感謝の気持ちでいっぱい」とコメント。また「演じてくださるキャストさんもイメージぴったりで、それにとても豪華です」と言及しており、キャスティングにも注目が集まりそうだ。実写版の詳細は随時発表されるので楽しみに待っていよう。

中村光コメント

TVアニメにつづき、テレビドラマ化と映画化が決定しました。アニメだけでも満足でしたのに、ドラマと映画にもして頂けるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。脚本を拝見させて頂きましたが、原作を尊重して頂きながらも遊び心あふれる仕掛けがいっぱいで、とても楽しいです。演じてくださるキャストさんもイメージぴったりで、それにとても豪華です。こんな機会に巡り合えたのも、応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。

飯塚健監督コメント

●「荒川アンダー ザ ブリッジ」映像化にあたって

もう3年ほど前になるでしょうか。ですが、初めてお話を頂いた時の、あのわくわく感はまるで一昨日のように覚えています。ですがその直後、どんな映画脚本にしたらいいだろう、と生まれたての羊のように震えた、あのぶるぶる感もまるで昨日のように覚えています。その後、中村さんの寛大なマゴコロのもとで、村長と並ぶくらいの自由さで、話を書かせて頂きました。本当に、感謝の限りです。きっと明日は元気になる、とそんな作品にしたいと思っています。

●現場の雰囲気について

下は10代と言わず8歳から上は50代まで、スタッフ&キャスト総勢100人を超える面々で一丸となってわいわいやっております。が、決して『アットホーム』というぬるーい感じではなく、『適切な距離感』ならぬ、『適切な緊張感』を持って向かうべきゴールへひた走っている、とまあそんな感じでしょうか。

未曾有のできごともありましたが、我々にやれることは一つしかない、とそんな想いで完走したいと思います。

ご期待頂ければ、これ以上嬉しいことはございません。

今回到着したオフショットには、傘を指し河辺にたたずむ村長の後ろ姿が。(c)中村光/スクウェアエニックス・AUTBパートナーズ