2019年2月3日に開催された【第53回NFLスーパーボウルハーフタイムショーで、一瞬だけ登場したスポンジ・ボブの「Sweet Victory」(スウィート・ヴィクトリー)のストリーミングが大幅に増加したことがわかった。

 メインアクトマルーン5とともにゲスト出演したトラヴィス・スコットの登場時に、スポンジ・ボブエピソードBand Geeks”の映像が使用されたのだが、この時に「Sweet Victory」のファンファーレが8秒ほど流れた。

 ニールセン・ミュージックによると、デヴィッドアイズリーとボブ・キューリックパフォーマンスしている「Sweet Victory」の米国内におけるオーディオ/ビデオストリーミング再生数は、2月1日と2日の合計が46,000回だったのに対し、3日と4日の合計は310,000回に跳ね上がり、放送前の2日間と比較すると放送後に566%の伸びを記録した。

 スポンジ・ボブの映像が使用されたのは、作者の故スティーヴン・ヒレンバーグが昨年11月に死去したことを受け、【スーパーボウル】でのトリビュートを願う多くのファンChange.orgの嘆願書に署名したことがきっかけだったとみられる。

 マルーン5が披露した6曲に関しては、トータルで35.3%増加した。「ハーダー・トゥ・ブリーズ」、「ディス・ラヴ」、「ガールズ・ライク・ユー」、「シー・ウィル・ビー・ラヴド」、「シュガー」、「ムーヴス・ライク・ジャガー」の再生数の合計は、2月1日と2日が362万回で、3日と4日が490万回だった。マルーン5のカタログ全体で見ると、1日と2日の856万回から、3日と4日の1,184万回に38.3%増えた。

 もう一人のゲストだったアウトキャストビッグボーイが披露した楽曲も増加した。「The Way You Move」は、1日と2日の152,000回から3日と4日の265,000回に74%増え、ビッグボーイ関連のPurple Ribbon All-Starsの楽曲「Kryptonite」も1日と2日の29,000回から3日と4日の56,000回に95.3%増えた。

 一方でトラヴィス・スコットの「Sicko Mode」も一応増えたものの、1%の微増にとどまっている(2月1日と2日が486万回で、3日と4日が491万回)。これはほかのアーティストと比較して人気がないということではなく、1月12日付の米ビルボードストリーミングソング・チャートで首位を獲得し、2月9日付の最新チャートでも5位に入っている同曲は、すでに再生回数が頭打ちになっていて増加する余地がなかったと見るのが妥当だ。

 マルーン5の6曲、ビッグボーイの2曲、スコットの1曲、そして「Sweet Victory」の合計で見ると、全体で2月1日と2日の870万回から、3日と4日の1,040万回に19.8%増加した。

【スーパーボウル】ハーフタイム・ショー効果で全米でのストリーミングが最も伸びたのは566%増のスポンジ・ボブ