チェルシーが、ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェ(27)に関心を寄せているようだ。イギリスデイリー・メール』が報じた。

チェルシーは、今シーズンもここまで公式戦31試合15ゴール10アシストを記録し攻撃を牽引しているエースのベルギー代表MFエデン・アザールが流出危機に瀕している。6日にフランス『RMC』で放送されたドキュメンタリーで同選手が「僕は自分がどうするのか分かっている。決心したんだ」と語ったことから、以前から憧れを口にしていたレアル・マドリーへの移籍がいよいよ現実味を帯びてきている。

アザール退団に備えて、今冬にドルトムントから6400万ユーロ(約80億円)でアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ(20)を獲得。更なる補強としてバルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(26)や、以前にも関心を寄せていたとされるレバークーゼンジャマイカ人FWレオン・ベイリー(21)PSVメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(23)らの名前が挙がる中、『デイリー・メール』はインシーニェも候補の1人であると主張している。

ナポリの下部組織出身のインシーニェは、ここまで公式戦291試合に出場し74ゴール69アシストを記録。同クラブの絶対的エースとして君臨するイタリア代表に、リバプールも関心を寄せているが門前払いを食らっており、ナポリは1億4000万ポンド(約199億円)の移籍金を要求しているという。

この法外な移籍金はナポリに放出の意思がないことの表れ。非常に厳しいオペレーションが予想されるチェルシーはその他にも、エバートンのブラジル代表FWリシャルリソン(21)レアル・マドリースペイン代表マルコ・アセンシオ(22)、さらには2015年に売却したボルシアMGベルギー代表MFトルガン・アザール(25)の復帰にも関心を寄せているようだ。

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