4K/8Kコンテンツ本格化、新規格も続々と登場!

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東京オリンピックを1年後に控えた今年は、薄型テレビ、AV機器の一層の盛り上がりが期待されている。テレビでは昨年12月に始まった4K/8K衛星放送への対応がトレンド。いち早く8Kテレビを発売したシャープは、8K放送の22.2chサラウンドに対応したサウンドバーシステムも発売するなど、力を入れている。
さらに今年のCESではソニーも8Kテレビを発表するなど、8Kテレビはさらに盛り上がるはず。 サラウンドでもIMAXの迫力と臨場感を家庭で楽しめる「IMAX Enhanced」が登場。UHD BDソフトの発売も間近だ。UHD BDプレーヤーも高級機が続々と登場して話題になるなど、4K/8Kコンテンツは大ヒット間違いなしと見ていいだろう。

4K/8Kが本格化すれば、さらなる大画面ニーズも生まれる。100型級の大画面を家庭で楽しめる4Kプロジェクターがヒットするかも。ワクワクする1年になりそうだ。

No.1
8K衛星放送の22.2chサラウンドを 手軽に実現できる!


シャープ
8A-C31AX1
実勢価格:10万7870円

サウンドバータイプのスピーカーとサブウーファーの組み合わせで、8K衛星放送で採用された22.2chのサラウンド再生を実現。前方のスピーカーと上部のイネーブルスピーカーを使って前後左右、高さの三次元立体音響を楽しめる。ドルビーアトモスにも対応するほか、USBメモリーに保存したハイレゾ音源の再生やBluetooth機能も備える。

天面には20度傾斜したイネーブルスピーカーを配置。音を天井に反射させ、上から音から降ってくるような立体感を再現できる。

No.2
IMAX Enhancedにいち早く対応! 9.2chAVアンプ


デノン
AVR-X4500H
実勢価格:15万9090円

UHD BDソフトや動画配信で採用された新規格「IMAX Enhanced」にアップデート対応する9.2chAVアンプ。ドルビーアトモス、DTS:Xに加え、Auro-3Dなど多彩なサラウンド方式にも対応する。Wi-Fi内蔵で独自のネットワーク機能「HEOS」に対応し、音楽配信サービスなども多彩に楽しめる。上級モデルの設計思想や高音質パーツを受け継ぎ、クラスを超えた実力を実現した。

No.3
圧倒的な映像美を体験できる4K/8Kチューナー内蔵テレビ


シャープ
AQUOS 8T-C60AX1
実勢価格:80万1600円

8K(7680×4320ドット)解像度の倍速液晶パネル搭載。4K/8Kチューナーを内蔵した8Kテレビ。エリア駆動対応のLEDバックライト、高色域化を果たした「リッチカラーテクノロジープロ」などを採用し、4K/8K映像を美しく表示する。独自形状スピーカーとダブルウーハーにより、自然で聴き取りやすく、かつ臨場感あふれる迫力あるサウンドを実現。Android TV搭載でネット動画にも幅広く対応する。

フルHDの16倍もの高解像度パネルを採用。8K画像処理エンジン「AQU OS 8K Smart Engine PRO」で地デジ4K放送も高精細表示が可能。

No.4

ソニー
VPL-VW555
実勢価格:97万1670円

4K解像度のSXRDパネルを搭載。4K/60p対応のHDMI入力を採用するなど、映像処理回路を一新。4K HDRの映像を迫力ある大画面表示が可能だ。1800ルーメンの明るさと、4K映像対応「モーションフロー」の採用で、4K衛星放送も滑らかな動きで楽しめる。レンズシフトや電動ズームで設置性も優れる。

No.5

パナソニック
DP-UB9000
実勢価格:22万4640円

UHD BD対応の最上位機。筐体の強化や、テクニクス技術陣の音響チューンなど、高音質を追求した国内のみの限定製品となっている。「ドルビービジョン」や「HDR10+」といった新規格にも対応。独自のHDR調整でより見やすく美しい表示が可能になった。

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※『デジモノステーション』2019年3月号より抜粋。

text鳥居一豊
(d.365
掲載:M-ON! Press