アップル2月8日(米国時間の2月7日)に、iOSデバイス向けのOS「iOS 12.1.4」のアップデートを公開しました。

iphone
※画像はイメージです(以下、同じ)
 リリースノート上では「重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」と呼びかけられていますが、いったいどのような内容なのでしょうか。

 アップデートがまだという方のために、iOS12.1.4の内容をご紹介しましょう。

iOS 12.1.4の主なアップデート内容は?

 今回のアップデートでは、1月末に発覚したビデオ通話アプリFaceTime」で応答前に相手の声が聞こえてしまうという“盗聴バグ”を含む下記4件の修正がされています。

 ・FaceTimeで応答前に相手の声が聞こえてしまうバグの修正
 ・「Live Photos」関連のバグの修正
 ・アプリが昇格した権限を取得できる可能性があるバグの修正
 ・アプリカーネル特権で任意のコードを実行できる可能性があるバグの修正

 アップルFaceTimeのバグについて、発覚直後にユーザーに向けて謝罪、今週(2月4日の週)にはアップデートを配布することを約束していました。今回はこの予告どおりのアップデートだったといえるでしょう。

 このバグは「グループFaceTime」の使用中に起こることから、アップルグループFaceTime機能を停止させていましたが、今回のリリースにより復帰しています。

FaceTimeの“盗聴バグ”を発見したのは…

facetime
アップルの「システム状況」ページより
 FaceTimeの重要なバグを発見したのは、アリゾナ州に住む14歳男の子でした。問題が公になる1週間ほど前に友達と一緒にゲームフォートナイト」をプレイしていたときに気づき、母親とともにアップルに報告。

 しかし、なかなか取り合ってもらえず、メディアで話題になってからようやく動き始めたという背景があったようです。

 アメリカの放送局CNBCは、バグが報道された4日後にアップルの幹部がこの親子の自宅を訪問し、謝罪と報奨金の提供を申し出たと報じています。今後は今回のようにバグの報告が1週間も放置されるようなことがないよう、ユーザーへの細やかな対応が求められるでしょう。

アップデートで注意すべきは?

 現時点では大きな不具合の報告も行われておらず、かつFaceTimeの重要なバグも修正されているため、アップデートする価値は十分あるといえるでしょう。

 ただ、iOS12.1.4はまだリリースされたばかりなので、今後、アップデートに伴うバグが報告される可能性もあります。くれぐれも自己責任で行うようにしましょう。

 アップデートによるバグが心配な方は、メイン機以外でまずはアップデートしてみるか、アップデートを保留して追加の情報が出るのを少し待ってみるなどの対応をおすすめします。

TEXT/bizSPA!取材班>

【bizSPA!取材班】

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