ファッションブランドのCHANELシャネル)が銀座のシャネルネクサス・ホールで、春画と仏アーティストの展覧会「ピエール セルネ & 春画」を開催することになりました。

本展は、フランス人アーティスト・写真家のピエールセルネの写真シリーズ「Synonyms」と、江戸時代浮世絵のジャンルのひとつである「春画」を紹介するというもの。

セルネの写真はカップルのヌードを被写体とし、モノクロのシルエットで表現された作品で、それに対し春画は、浮世絵師として活躍した鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎などの作品が並ぶそうです。

喜多川歌麿 「歌まくら」

江戸時代に描かれた浮世絵が、西洋絵画の印象派の画家に大きな影響を与えたのと同じく、セルネもまた春画からインスピレーションを受けたアーティストです。

春画とその春画に影響を受けた現代の作品とが同時に展示されるユニークな趣向の展覧会。入場料は無料なので、春画のアートの側面を知る良い機会になりそうですね。

展覧会「ピエール セルネ & 春画」は、2019年3月13日(水)〜4月7日(日)の期間、東京・銀座のシャネルネクサス・ホールで開催されます。

 

CHANEL NEXUS HALL

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