ドイツ3部のカイザースラウテルンは8日、ドイツ人GKヤン=オレ・シーバーズ(23)がFC岐阜レンタル移籍することを発表した。レンタル期間は2019年12月31日までとなる。

シーバーズは、カールスルーエボルトン、カイザースラウテルンの下部組織で育ち、2017年1月にトップチームへと昇格。カイザースラウテルンでは、ここまで公式戦通算13試合に出場。今シーズンはドイツ3部で7試合、DFBポカールで1試合に出場。9月に腕を負傷してから出場機会を失っていた。

カイザースラウテルンのスポーツディレクターを務めるマーティン・バッダー氏は「ヤン=オレは、レンタル移籍で定期的プレーする機会があると考え、レンタル移籍を許可するように我々に申し出てきた。常にプロフェッショナルであり、彼にこのチャンスを掴んでもらいたいと思う」とコメント。岐阜へのレンタル移籍については「我々にとってこのレンタル移籍は、彼が試合向けたトレーニングを行えること、そして来年我々が彼を再評価することができるものだ」と語った。

カイザースラウテルンには、かつて元ドイツ代表GKティム・ヴィーゼや元オーストリア代表GKユルゲン・マッホらが在籍。また、ユース出身には、フランクフルトドイツ代表GKケビン・トラップがいる。

岐阜は、2018シーズンの明治安田生命J2リーグで20位と低迷。スペイン人GKビクトル(29)が全42試合に出場していた。今シーズンは元日本代表FW前田遼一2018シーズンの明治安田生命J3リーグで16得点を記録したFC琉球のFW富樫佑太らを補強している。

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