1549522668_e

image credit:Instagram

 いらないから、使わないからと捨ててしまうのではなく、ちょっとしたアイデアで役立つものにリサイクルできることがある(関連記事)。

 しかしそれを商品として販売する場合にはひらめきとセンスが必要となるわけだが、アマリウド・シルヴァさん(23歳)の場合にはそのどちらも持ち合わせていたようだ。

 ブラジル北東部のパライバ州に住むシルヴァさんは、廃タイヤをあるものに作り替える職人として人気を呼んでいる人物だ。

 2年間で500個以上も販売したというその商品は、カラフルでとってもかわいい動物用ベッドなんだ。

―あわせて読みたい―

リサイクルではあるんだけども...使わなくなった人形を植木鉢代わりにするのが流行っているらしい...
お宝発掘、ホラー炸裂。アメリカのスリフトストア(リサイクルショップ)で販売されていたもの(Part2)
子供のランドセルが大人のものに。リサイクルランドセルを究極進化させたデコランドセル「ジャパラン」に次々と新作が登場
世界初。中古品やリサイクル品だけしかないショッピングモールが誕生(スウェーデン)
古くなって捨てられた本や雑誌から生み出された昆虫やキノコ・植物たち。リサイクルペーパーアート

ちょっとしたアイデアで廃タイヤがエコな動物用ベッドに変身

 シルヴァさんは日中、小売店でレジ打ちの仕事をしているそうだ。その一方、廃タイヤをエコな動物用ベッドに生まれ変わらせる職人でもある。

 路上に放置されていたりトラックに積まれたままになっている廃タイヤを家族の協力のもと集め、清掃して塗装して小さな円形マットレスを敷いて快適なベッドにするのだ。


 ちょっとした思い付きからこれをインスタグラムで販売したところ評判となり、これまでにたくさんの犬や猫のもとに届けられた。

 ブラジル国内のみの発送としていたが、今ではヨーロッパや北米、アジアからの注文も入るようになったという。


カラフルでかわいい廃タイヤの動物用ベッドが大人気!


それでは、かわいい動物用ベッドに大満足のかわいいペットたちの様子を見てみよう。

1.


2.

3.

4.

5.

6.

7.

中学生など若い世代にも廃タイヤでのものづくりをレクチャー


 シルヴァさんはこのプロジェクトを自分だけのものと考えず、公立中学校などを訪問して生徒に作り方をレクチャーすることもあるそうだ。

 またもともと動物好きだったため、休日には保護動物たちの救助活動も行っているらしい。


 動物用ベッドだけでなく廃タイヤを植木鉢にしてみたり人間用のテーブルやイスにしてみたりもしているようで、今後さらなる展開が待っている可能性も?

 アイデア次第でいろんなことができる世の中なわけで、ちょっとした思い付きを形にしてみるのもいいかもしれない。

References:Instagram / MD / written by usagi / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52270782.html
 

こちらもオススメ!

―グッズ・商品の紹介記事―

「ベンタブラック」と使用権をめぐる争いの末に生まれた超黒塗料が更に黒くなって世界の一般市場に進出予定!
さりげなく地元愛を主張しちゃう?各都道府県の形がモチーフになったペンダントが販売開始。北海道でかっ!
こ、これは!?スマートフォン装着型スプーンナイフがキックスターターで資金募集中。その使い方が・・・
マニアにはたまらないのか?崎陽軒からクッションとブランケットが販売中
クローンかな?愛犬・愛猫そっくりのモフモフ度マックスなオーダーメイドサンダル

―サブカル・アートについての記事―

アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第13回:秋田の冬、栃木の冬。その違いとは?
「ベンタブラック」と使用権をめぐる争いの末に生まれた超黒塗料が更に黒くなって世界の一般市場に進出予定!
重力ペンキ必要かな?外から見るとまるっと逆さま。ロシアにあるトリックアートの家、その中は?
アレな生態系日常漫画「いぶかればいぶかろう」第12回:いぶり家に猫が3匹いる理由
さりげなく地元愛を主張しちゃう?各都道府県の形がモチーフになったペンダントが販売開始。北海道でかっ!
廃タイヤをぺットたちのベッドにリサイクル。カラフルでかわいくて2年で500個以上も売れまくる(ブラジル)