城島茂

10日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)は、「DASH海岸」。城島茂と海洋専門家の木村氏、そして桝太一アナウンサーが東京湾に生息する猛毒フグの捕獲に挑戦した。

そのなかで見せた城島茂の知識が凄すぎると話題になっている。

 

■カニを見て一目で種類を当てる

DASH海岸に向かった3人は、水中にヨシが生えていることを発見。城島は「普通寒い時期に枯れる」と指摘し、木村氏も「3月くらいから芽が出る」と同意する。この原因は、12月にもかかわらず水温が高いことだと判明した。

城島は「大きい魚は寒いと沖のほうに行くはずが浅いところに留まっている」と指摘。枡アナが不思議そうな顔をするなか、仮説を立証するため曳網調査を実施し、網を引き上げてみると、かなり大きなカニがかかっていた。

これひと目見た城島は「これあれじゃないですか、モクズガニ」と一言。専門家の木村さんは「そうですね」と答え、しっかりと正解してみせる。さらにカニを手に取りながら、「これは多摩川から来た…」と呟く。

枡アナは思わず「ん?」と驚いてしまうが、城島は「前に多摩川でちっちゃいのを見ていて」と経験を語った。

 

■カニの「自切」を語る

城島はモクズカニの脚が切れていることを発見し、「これ、自切っぽいなあ」と指摘。東大で海洋生物を学んだという枡アナに、「自切は2つ目から切るんですよ」と、メカニズムについて詳細に説明を行う。

枡アナも知っていたようだが、聞き役に回り「自切を語るアイドル…」と関心する。東大卒でも、城島の海洋生物についての知識は感嘆に値する様子。

さらに独自の仕掛けを引き上げるとそこには重さ2キロのカニが。城島は姿を見るなり、「これジャッキーじゃないですか? 3年前スタッフがやられたんですよ」と知識を披露。その記憶も正解で、正式名ノコギリガザミと呼ばれるカニで、スタッフが脚を傷つけられたものだった。

■エサや釣りの仕掛けもピタリ

3人は東京湾に猛毒のフグが増えているとのことで、横浜市金沢八景へ。八景島シーパラダイス付近の海に、フグが生息しているという。

4年ぶりの対面となったフグハンターとして有名な船長は、エサとして大きなエビを取り出す。すると城島は「これってあれかな、アルゼンチンとかで取れるやつかな」と呟く。これも正解で思わず船長は「よく知ってますね」と絶賛した。

さらにフグを釣る仕掛けについても「カットウ釣りで」呟く。枡アナは知らなかったようだが、城島は「カットウって仕掛けで」と説明する。また、釣り上げたマダコの吸盤を見て、「女の子ですよ」とつぶやくシーンも。いずれもプロを唸らせるものだった。

 

■城島茂の知識に驚きの声

城島の豊富すぎる知識に、ネット民は改めて驚きの声を上げた。

 

■番組をリーダとして引っ張る城島茂

今回海洋生物について深い知識を見せた城島茂だが、彼は農業にも精通しており、日本農業新聞を愛読していることは番組視聴者なら誰もが知っている話。いじられキャラながらもTOKIOのリーダーに相応しい知識を持つ。

しらべぇ編集部が2016年に全国の20代~60代男女1357人を対象に「TOKIOのなかで一番リーダー的な存在」は誰か、聞いた調査では、じつに7割が城島茂と答えている。

番組の大黒柱だった山口達也氏が抜け、苦しい状況の『鉄腕DASH』を誰よりも豊富な知識で引っ張る城島茂TOKIOだけではなく、『DASH』のリーダーとして、これからも視聴者を楽しませてもらいたい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:20~60代男女1357名(有効回答数)

城島茂、東大卒の桝太一アナを凌ぐ海洋知識を披露 「もはやアイドルの域を超えてる」と称賛殺到