2月24日(日)放送のドラマ「遺留捜査スペシャル」(夜9:00-11:05、テレビ朝日系)で、主演の上川隆也が指揮に初挑戦することが分かった。

【写真を見る】糸村さん(上川隆也)はもはや何でもできちゃう天才なのかも

本作は、事件現場に残された遺留品から事件を解決し、さらに遺族の心情をも救う優しさを持ちつつも、超マイペースで空気を読まない風変わりな刑事・糸村聡(上川)の活躍を描いた人気刑事ドラマシリーズのスペシャル版。

今回はオーケストラを舞台に起きた殺人事件に、糸村ら“京都府警特別捜査対策室”のメンバーが挑む。

華やかなクラシックコンサート公演の陰で起きた殺人事件で、事情を聞くために音楽ホールでリハーサル中の気鋭の指揮者・姫野剛志(村上淳)の元を訪ねた糸村。

好奇心でステージの譜面台に置いてあった指揮棒を手にした糸村は、なぜか実際にオーケストラの指揮を執ることに。 

指揮者によって奏でる音が変わるといわれるオーケストラだが、糸村の指揮のもと演奏されたブラームス作曲の名曲は、相棒の刑事・神崎莉緒(栗山千明)も思わず「……ウソ~!」と衝撃を受けるような、驚きの展開が待ち受けている。

■ 特に大きな驚きはなかった

今回、指揮者を演じるシーンについて「これまでも糸村はいろいろなことに挑んできたので、台本を読んだとき、特に大きな驚きはなかったです」と話した上川は、「折に触れ特殊な才能を披露しながら、事件と向き合っていくのが遺留捜査の一つの持ち味。つまりは僕自身が演じながら挑戦を続けていくことになるのだろうとあらためて思いました」と糸村の特性を演じるため、自らもまた挑戦し続けていくという決心を語った。

そして実際に指揮棒を振った上川は「やはり自分の一挙手一投足に皆さんが付いて来てくださるのは存外の気持ちよさでした」と喜び、「指揮者とオーケストラの皆さんはとても明確なコミュニケーションで結ばれているからこそ、こちらのアクションが分かりやすく跳ね返ってきて、それが演奏として耳に届いてくる…。

自分が投げ掛けたことへのリアクションとして、演奏者の音や動きを五感で受け取ることができるのは、お芝居とはまた違った、豊かなコミュニケーションだと感じ入りました」と振り返った。(ザテレビジョン

「遺留捜査スペシャル」で指揮に初挑戦した上川隆也