JR北海道は、JR東日本、東急、JR貨物の協力を得て、北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道を応援し、観光振興と地域活性化を目的とした、観光列車の走行プロジェクトを立ち上げました。

具体的には、JR北海道は2019年度~2020年度に、JR東日本と東急がそれぞれ運行する観光列車を使用し、北海道各地の観光資源を体感できるコースに運行させます。JR北海道JR東日本、東急が連携して、観光列車を訴求力のある旅行商品に仕立てることで、北海道の観光資源の魅力発信を行います。

実施にあたっては、JR北海道が運行に関わる業務、着地でのおもてなし体制への協力および全体統括を行い、JR東日本と東急が既存の観光列車の提供、運営等に携わるほか、JR貨物北海道内で運行する車両を北海道まで回送運搬するという、鉄道事業者4社が協力する例のない取り組みとなります。

プロジェクトの概要


本州を走る車両を直接北海道に持ってゆくには青函トンネルの通過が必要です。現在は北海道新幹線JR北海道が標準軌を使用していますが、貨物列車で狭軌(1,067mm)を使用しているのがJR貨物です。しかし東急のTHE ROYAL EXPRESS北海道を走る! 凄いプロジェクトですね。