日本航空は12日、スーツケースなどを積み下ろしする空港作業員の負担軽減を目的に「着用型ロボット」を導入すると発表した。荷物を持ち上げるとセンサーが体の動きを認識し、内蔵されたモーターを自動調整して作業員の腰の負担を和らげる。成田、羽田の両空港に10着ずつ導入した。

 着用型ロボットは、パナソニック子会社ATOUN(アトウン、奈良市)が開発。日航はベルトコンベヤーからコンテナへの積み込みや貨物倉庫内での活用を予定しており、「身体的負荷を軽減し、女性や高齢者でも働きやすい環境をつくっていく」としている。

 価格は1台約70万円。効果を検証し、国内の他空港にも広げていく。日航とアトウンは「腕のアシスト機能」の開発にも取り組む予定だ。 

〔写真説明〕腰の負担を和らげる「着用型ロボット」を身に着け、手荷物をさばく空港作業員=12日午後、羽田空港

腰の負担を和らげる「着用型ロボット」を身に着け、手荷物をさばく空港作業員=12日午後、羽田空港