10日に放送された「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合・日曜20時~ほか)第6回で、エピソードタイトルの「お江戸日本橋」で起きる、ある瞬間を捉えた場面が「鳥肌が立つ」「美しい」と視聴者の間で話題になっている。(※一部ネタバレあり)

 第6回では、ストックホルム・オリンピック予選会での金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)の走りに感激するも莫大な派遣費用に頭を悩ませる嘉納治五郎(かのう・じごろう/役所広司)と、オリンピック出場の命を受け戸惑う四三の交流がメインに。プレッシャーに耐えきれない四三を、アメとムチで説得しようとする治五郎の姿がユーモアたっぷりに描かれ、中には四三が思わず涙する名言も。

オリンピックの練習に励む四三(中村勘九郎)

 一方、明治時代の落語の名人・橘家円喬(たちばなや・えんきょう/松尾スズキ)に弟子入りした若き日の古今亭志ん生・美濃部考蔵(みのべ・こうぞう/森山未來)にも変化が。来る日も来る日も、引く手あまたの円喬の車を引く考蔵に、円喬が風変わりな“授業”を行う一幕があった。

本気で落語家として修業を始めた孝蔵(森山未來

 「お江戸日本橋」で起きたある瞬間とは、四三と孝蔵が登場する場面でのこと。四三はストックホルムと似た環境の場所として、かたや孝蔵は落語の演目をつかむため、日本橋を疾走。打ち上げ花火を背景に、大いなる夢に向かって走り出した若者2人のすれ違う瞬間がスローモーションで映し出され、この記念すべきシーンに感動、興奮した視聴者たちが続出している。(編集部・石井百合子

「いだてん」6話の、あのシーン! - (C)NHK