尾崎由香

志望者は30万名、そのうち食べていけるのはわずか300名とも言われる声優業界。新世代アイドル声優の台頭で、声優の勢力図も大きく書き換わっているという。

12日深夜放送『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)では、新旧人気声優が集結。そのなかで『けものフレンズサーバル役で一躍スターの仲間入りを果たした尾崎由香(25)の発言に注目が集まっている。

 

■新世代 vs ベテラン

新世代声優は尾崎の他に、元子役で『若おかみは小学生!』おっこ役の小林星蘭(14)、『アイドルマスター ミリオンライブ!宮尾美也役・桐谷蝶々。ベテランは、『とっとこハム太郎春名ヒロ子役・池澤春菜(43)、『クレヨンしんちゃん』よしなが先生役・七緒はるひ(46)。

この豪華声優陣を迎え、「新世代アイドル声優VSベテラン声優」の形で番組は進行していく。

 

■先輩にチクリ

オーディションで「20代じゃないから」という理由で落選した池澤は、「呼ぶ前からわかっていたのに…」と憤りを隠せない。

オーディションについて、尾崎が「アフレコだけじゃなくて、歌って踊れる声優が今は一般的」と主張すると、池澤は「歌も踊りも出来ない…」と苦笑い。

尾崎は慌てて「そんなことないですよ」とフォローしたものの、「若い人の方が演じやすいっていうのもある」と火に油を注ぐ発言を口にしてしまう。

■アニメに興味なし?

声優はアニメ好きが多い。また、役作りのためにも日々アニメ鑑賞が必要という背景があるものの、尾崎は「まったくアニメを見ない」タイプ。声優になった理由はアニメ好きの兄から「声優になれ」と強要されたからだと笑う。

そのため、話が合う声優友達もおらず、隣の池澤の代表作『ハム太郎』でさえ「なんとなくわかる」程度の知識しかない。さらに、人気声優・花澤香菜への憧れを明かすも「今はイモトアヤコさんに憧れている。珍獣ハンターになりたい」と主張。

「声優から抜け出してバラエティーに行きたい?」と尋ねられ「行きたい!」と即答し周囲から注意されると、「声優でありつつバラエティーに行きたい」と訂正した。

 

■喉に悪い激辛料理を…

声優にとって大切な「喉」にもそこまで注意を払っておらず、喉に悪いとわかっていても、大好きな激辛料理をどうしてもやめられないという尾崎。池澤が「喉にダメージはない?」と心配して声を掛けると「全くない」と強調する。

昨年、『けもフレ』の舞台を急性上気道炎による声帯炎症で休演したことを指摘されると、「風邪をひいて1ヶ月くらい声が出なくなった」と反論。辛いものは関係ないことをアピールした。

■発言で炎上気味

先輩へのリスペクトやプロ意識が欠如しているようにも見受けられた尾崎の言動に、視聴者からは厳しい意見が寄せられている。

 

■番組構成への批判も

しかし、番組を盛り上げるために若者代表としてのキャラクターを演じたとの見方もあり、番組の構成・演出を批判する声も目立った。

時代が変われば考え方も変わる。若者と年長者はいつの時代もぶつかり合うものだ。

尾崎が「声優を舐めている」ように映ってしまったかもしれないが、それは彼女の本望ではないはず。放送を観ても変わらぬ応援を決意したファンのためにも、今後の声の仕事で本心を示していって欲しい。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

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