マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表DFアシュリーヤングタックルが、プロレスを彷彿させると話題になっている。イギリス『アス』が報じた。

ユナテッドは12日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマン(PSG)を本拠地オールド・トラッフォードに迎え、0-2で敗北。試合の中では1得点を奪ったPSGのFWキリアン・ムバッペが欠場したFWネイマールらを補って余りあるパフォーマンスを披露し、話題となった。

また、元ユナイテッドディ・マリアも古巣相手に2アシストを記録する大活躍。レアル・マドリー所属時代のCL決勝などで発揮してきた大一番での勝負強さを見せ付け、“夢の劇場”を悪夢に陥れた。しかし、その一方でディ・マリアに起こった悲劇も話題となっている。

サイドで先発したディ・マリアは、ユナイテッドの中でも屈強な選手であるヤングとマッチアップ。幾度となく激しいぶつかり合いが繰り広げられ、前半30分にはヤングに対するカードも提示された。

そして、特に目立ったのが前半39分のシーンだ。ややルーズになったボールをディ・マリアが左サイドのライン際まで追うと、後方から競りに行ったヤングの強烈なショルダーチャージが炸裂。もちろん傷つける意図は無かったはずだが、ディ・マリアは急な傾斜のあるオールドトラッフォードサイドライン際を勢いよく飛び出し、フェンスに激突した。

暫くうずくまるディ・マリアの様子にPSGの選手陣は猛抗議。しかし、『アス』がレッドカード級とも表現する危険なプレーに、レフェリーは警告すら出さず。ヤングは“幸運にも”退場を回避することとなった。

その場面に関しては、余りにもラフだったためかSNS上での「Ashley Young」の検索結果が大盛り上がり。「アシュリーヤングディ・マリアの衝突のリプレイ」と題して投稿するのが一種の大喜利のようになっており、プロレスの“金網デスマッチ”の動画などが多く上げられている。

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