チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、トッテナムvsドルトムントが13日にウェンブリー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが3-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ロリス 6.5
前半に2つのビッグセーブを見せて劣勢のチームを救う。まさに守護神という安定感だった
DF
21 フォイス 6.5
決勝Tから登録メンバーに入り今季CL初出場。攻撃的MF出身らしい足技は立ち上がりにピンチを招いたが、その後はチームの大きな助けに。守備も及第点
6 D・サンチェス 7.0
相手の鋭い仕掛けやカウンターに対して冷静に対処を続けた。とりわけ、後半の守備は出色
4 アルデルヴァイレルト 6.5
最終ラインのバランスを意識してリスク管理に終始。後半はほぼパーフェクトな守りだった
MF
24 オーリエ 6.0
見事なクロスで2点目を演出。スペースができた後半は上々の出来。守備では早い時間のカードによって後手の対応を強いられたが耐える
17 ムサ・シソコ 6.5
中盤のフィジカル勝負でさすがの存在感。前半は相手が引いたことでなかなか効果的な攻撃への絡みを出せなかったが、後半は一転して躍動
(→ワニャマ -)
23 エリクセン 6.5
3点目をアシスト。相手の徹底マークに遭った中、積極的にボールを引き出してリズム改善に腐心。先制点の起点となるなど守備でも貢献
8 ウィンクス 6.0
試合を通して守備の局面では粘りの対応が光った。後半はギャップでボールを受けて繋ぎ役としても機能
5 ヴェルトンゲン 7.5
慣れない左ウイングバックでチームを勝利に導く1ゴール1アシスト。とりわけ、後半は攻守にハイパフォーマンスだった
FW
27 ルーカス・モウラ 5.5
スペースを消された中、思うようなプレーはできず。相手に囲まれてのロストが目立ってしまった
(→ジョレンテ 6.0)
投入直後にダメ押しの3点目を奪取
7 ソン・フンミン 6.5
対ドルトムント戦4試合連発で11戦9ゴールの驚異的なスタッツに。中2日の連戦で前半は重かったが、後半は躍動
(→ラメラ -)
監督
ポチェッティーノ 6.5
前半は予想外に相手が引いてきたことで苦戦も後半はチームの狙いが完璧にハマった
▽ドルトムント採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK1 ビュルキ 5.5
失点はいずれもノーチャンス。果敢な飛び出しでクロスに対応するなど、個人としてはソリッドなパフォーマンス
DF
5 アクラフ・ハキミ 5.0
前半は攻守両面で躍動も後半立ち上がりに失点に絡むと、そこから一気にトーンダウン
36 トプラク 5.0
前線から連動した守備ができたことで前半は危なげなくプレー。後半は後ろ向きの守備が増えたことでバタついた
2 ザガドゥ 5.5
負傷明けとしては及第点の出来。相手のスピードのある攻撃に何とか食らいつく
(→シュメルツァー -)
4 ディアロ 5.0
左サイドバックでのスクランブル起用。守備に専念も後半は雑な対応が散見
MF
28 ヴィツェル 5.5
久々のアンカーロールで的確なカバーリングを見せた。ただ、攻撃の局面ではパスコースを切られて苦戦
19 ダフード 5.5
献身的な守備で指揮官の期待に応えた。ヴィツェル同様に攻撃でのプラスアルファまでは出せず
6 デラネイ 5.5
豊富な運動量と球際の強さを生かした守備で大いにチームを助けた
FW
7 サンチョ 5.5
クラブレベルで初の地元ロンドン凱旋。前半は鋭い仕掛けで最も相手守備の脅威になったが、後半は見せ場を作れず
(→ラファエウ・ゲレイロ -)
10 ゲッツェ 5.0
献身的な守備や利他的なプレーで貢献も決定的な仕事はできず
22 プリシッチ 5.0
負傷者続出で先発抜擢も来季からのライバル相手に精彩を欠く
(→ラーセン -)
監督
ファブレ 5.0
失点するまでのプランは見事だったが、失点してからの消極的な采配が裏目に…
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ヴェルトンゲン(トッテナム)
ドルトムントキラーぶりを発揮したスーパーソニーの活躍も見事だったが、慣れない左ウイングのポジションで攻守両面で圧巻のパフォーマンスを見せたスーパーヤンがMOMに相応しい。
トッテナム 3-0 ドルトムント
【トッテナム】
ソン・フンミン(後2)
ヴェルトンゲン(後38)
ジョレンテ(後41)
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