北米時間2019年2月13日NVIDIAは,GeForce用の新しい公式最新版グラフィックドライバGeForce 418.91 Driver」を公開した。

 Release 418世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版ドライバ第2弾は,「Battlefield V」におけるDLSS(Deep Learning Super Sampling),そして2月15日発売予定の「Metro Exodus」におけるリアルタイムレイトレーシングとDLSSに対応した「Game Ready」ドライバという位置づけだ。
 NVIDIAによると,BFVにおいてリアルタイムレイトレーシングを有効化したときの性能は,DLSSの併用によって最大40%向上するという。

 なおDLSSは,解像度3840×2160ドットだとGeForce RTX 20の全GPUで有効化が可能ながら,2561440ドットではGeForce RTX 2080以下,1920×1080ドットではGeForce RTX 2070以下でのみ有効化が可能という仕様なので,組み合わせによっては有効化できないことがある。その点はご注意を。

ムービー(※4Gamerへジャンプします)

 注意が必要という意味では,Release 418世代からの特徴として以下の2点も挙げておきたい。このあたりはRelease 418世代のWHQL版ドライバ第1弾である「GeForce 418.81 Driver」の紹介記事も参照してもらえれば幸いだ。

1.ノートPC向けのGeForce 418.91 DriverGeForce RTX 20シリーズに対応していない
2.ほとんどのユーザーに向けたStandardドライバと,特定のノートPCのみ対応となるDCH版ドライバの2モデル展開になっている

 
 というわけで入手したい人は,下に示したリンクGeForce Experienceを利用してもらえればと思う。

64bit版Windows 10用GeForce 418.91 Driver(553.04MB)
64bit版Windows 8.x・7用GeForce 418.91 Driver(507.09MB)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 418.91 Driver(548MB)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 418.91 Driver(503.26MB)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

 今回もNVIDIA公式情報ページの情報と英文リリースノートの要点和訳を試みたうえで本稿の最後にまとめているが,2タイトルにおける新機能のサポートを除くと,基本的には小規模のアップデートと述べてしまってよさそうである。GeForce RTX 20搭載環境でBattlefield Vプレイしている人と,これからGeForce RTX 20搭載環境でMetro Exodusプレイするつもりの人には意味のあるアップデートと言え,またRelease 415世代以降のドライバを導入済みの人にとっても自己責任で試す価値のあるリリースと紹介できるのではなかろうか。

 ただし,「Apex Legends」でアプリケーションクラッシュする問題など,既知の問題としていくつか気になる項目も出てきていたりするのも確かだ。GeForce GTX 10シリーズ以前のGPUを使っているなら,公式掲示板チェックしつつ,少し様子を見てみるのもアリだと思われる。


## 以下,NVIDIAによる公式紹介記事および英文リリースノートまとめ ##

GeForce 418.91 Driverの対応製品
デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
NVIDIA TITAN V
NVIDIA TITAN Xシリーズ
デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
ノートPC向けGeForce 900M〜600Mシリーズ



GeForce 418.91 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 418.81 Driver
GeForce Experience:3.17.0.126(←3.16.0.140
・HD Audio Driver:1.3.38.13
PhysX System Software:9.18.0907
Vulkan RT:記載なし
CUDA:10.0
・NView:149.34



GeForce 418.91 Driverにおけるゲーム最適化
(※比較対象はGeForce 418.71 Driver
・「Battlefield V」および「Metro Exodus」でDLSSとレイトレーシングを利用する環境へ向けた最適化



GeForce 418.91 Driverの新要素
リリースノートに記載なし



GeForce 418.91 Driverで解決した問題
NVIDIAコントロールパネルから異方性フィルタリングを手動適用すると,「Battlefield 1」で地表に線が表示される問題
GeForce RTX 20シリーズ搭載環境でNVIDIAコントロールパネルの「ディスプレイ」−「デスクトップカラー設定の調整」にある「デジタルバイブランス」の設定を変更すると,Windowsイベントログに「Event ID 14」エラーが出現する問題



GeForce 418.91 Driverにおける既知の不具合(※抜粋)
・G-SYNC対応ディスプレイとG-SYNC Compatible Monitorsプログラム準拠の(Adaptive-Sync/FreeSync対応)ディスプレイを接続して,G-SYNCを有効化したうえでクローンモード表示を行うと,G-SYNC対応ディスプレイの画面がまたたく
・「Apex Legends」で「DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG」エラーが発生し,ゲームクラッシュすることがある
・「Hitman 2」でゲーム画面にモザイク状の表示異常が発生する
NVIDIAレイトレーシングエンジンであるOptiXでIrayのGPUアクセラレーションクラッシュしてCPU処理になる
・HDRを有効にしていると「二ノ国II レヴァナントキングダム」が起動時にクラッシュする
・「ARK: Survival Evolved」をプレイしていると複数のエラーBSoDが発生することがある
・「Batman: Arkham Origins」でPhysX Particlesベースとなる霧の描画がおかしくなる
・「Mozilla FirefoxWebブラウザで特定のリンクマウスカーソルを重ねるとカーソルの表示が少しおかしくなる
4K解像度デスクトップ表示を行っているとDynamic Super Resolutionの設定を行えない
マルチディスプレイ構成時,ランダムに画面がちらつく




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関連タイトル
HARDWARE GeForce Driver
・PC Battlefield V
・PC Metro Exodus

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