東京ヴェルディは14日、DF比嘉祐介(29)の現役引退を正式発表した。

沖縄県出身の比嘉は、2012年に流通経済大学から横浜F・マリノスに入団したロンドンオリンピック世代。京都サンガF.C.ジェフユナイテッド千葉を渡り歩き、2018年に東京Vに活躍の場を移した。だが、その昨年は天皇杯1試合に出場したのみ。シーズン終了後に契約満了で退団した。

通算成績はJ1リーグ2試合、J2リーグ35試合1得点、Jリーグカップ10試合、天皇杯6試合。29歳の若さで現役生活に幕を下ろす比嘉はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「こんにちはヴェルディに関わる皆さん、1年間ありがとうございました!去年1年間、怪我をしてチームに迷惑ばかりかけて申し訳ありませんでした。自分のサッカー人生で1番苦しく、自分自身情けなく感じるシーズンでした。それでも、いつも声を掛けてくれるサポーターには感謝しかありません。『早く怪我を治してピッチに立って下さい』の一言がリハビリのモチベーションでした。たまらなかったです! そして、ご報告があります」

「2018年をもって現役を引退することを決めました!サッカーを始めてちょうど20年くらいですが、生活からサッカーが離れることはこの20年間なかったので不安もありますが、これからの第二の人生が長いので頑張って行きたいと思います。沖縄から出てきて色々な人に会えて、色々な所に行けて、とてもいい経験になりました。流通経済大学柏高校の本田裕一郎先生、流通経済大学の中野雄二先生、本当にありがとうございました。お世話になったスタッフの皆さんにも感謝しかないです!」

「自分はJリーガーなってからは、試合には全然出ることができませんでしたが、プロ生活7年間はすごく楽しかったし、良い思い出しかありません。プレーする場を与えてくれた横浜F・マリノス京都サンガF.C.ジェフユナイテッド千葉東京ヴェルディで関わった皆さん、そしていつも応援してくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました

「今年からは自分もサポーターとして色々なスタジアムに行きたいと思っているので、スタジアムで見かけたら『GA-HI-』でも『比嘉さん』でもいいので、声を掛けてくれたら嬉しいです。サッカー3150(最高)!」

「あっ、しゅんさん中村俊輔選手)いつ引退するか分からないですけど、絶対呼んでね! 応援しています!」

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