17年度講談社漫画賞一般部門を受賞し、現在も週刊ヤングマガジンで連載中のコミック「ザ・ファブル」が実写映画化。主演を務める岡田准一を始め、豪華キャストでの映像化で話題を集める本作から、追加キャスト情報が解禁された。

【写真を見る】大人気キャラを演じるこの2人はいったい誰…!?

圧倒的な強さと的確な手腕で、ねらった相手を6秒以内に必ず仕留める最強の殺し屋・通称“ファブル”。そんな彼がボスから与えられた指令は、「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」だった。さらに、万が一、誰かを殺したらボスによって処分されるという条件付き。長年裏の世界に身を置いてきた伝説の殺し屋は、一般人として無事1年間過ごすことができるのか。

追加キャストにも個性的で多彩な俳優が大集結。あわせて、オールスターキャストの劇中キャラ写真も公開された。

ファブルを狙う殺し屋フード(福士蒼汰)と常に行動を共にするコード役に木村了。海老原(安田顕)の部下であり、アキラの“ファブル”としての顔を知ることになる若手社員・黒塩(クロ)役に「義母と娘のブルース」などで話題の井之脇海。ファブルの幼少期役に子役の南出凌嘉。ファブルが一般人としてアルバイトする会社の社員・貝沼役に、ドラマ「火花」で好演を見せた好井まさお。砂川(向井理)の部下で”ある商売”を牛耳っていた真黒カンパニー社員役に加藤虎ノ介。砂川の部下役に粟島瑞丸。ボス(佐藤浩市)から素性とミッションを聞き、大阪でファブルの面倒を見ていく浜田役に名バイプレイヤーの光石研。海老原ファブルが初めて食事をともにする鉄板焼き屋「ちっち」の店長役にモロ師岡。ファブルとヨウコ(木村文乃)の近所のバー「buffalo」のマスター役に原作キャラとそっくりな六角精児と、原作「ザ・ファブル」の世界観とマッチする顔ぶれが集結した。

さらに、今回公開された写真ではまだその姿を隠されているものの、原作で大人気のキャラクター“ジャッカル富岡”と“河合ユウキ”も映画にばっちり登場していることが明らかに。“ジャッカル富岡”は、普段無表情であることが多い主人公ファブル(岡田准一)を、持ち前の一発ギャグだけで唯一大爆笑させることができるという重要な役どころ。チャラ男の“河合ユウキ”は、お酒が大好きなヨウコ(木村文乃)を口説こうとするも逆に弄ばれ、バーでしっかり酔い潰されてしまう、どこか憎めないキャラクターだ。

6月21日(金)に公開を迎える『ザ・ファブル』。いまだ明かされていないキャストの正体含め、今後の続報からも目が離せない。(Movie Walker・文/編集部)

オールスターキャストの劇中キャラ写真が初公開!