Jリーグが14日、2019Jリーグキックオフカンファレンスを開催した。

横浜F・マリノスは新戦力のDFティーラトンが出席。気になるケガの状態や自身のチーム内における役割、そして、MF天野純との“プレースキッカー問題”について語った。

◆DFティーラトン(横浜F・マリノス)
──アジアカップから間もないキャンプ参加だが、疲れは?
「去年のリーグ戦終了後、1週間ぐらい休み、代表に合流しました。その代表活動が終わってから、少し休みを取って宮崎のキャンプに入ったが、正直、去年の疲れがまだ溜まっていて、コンディションが良くない中でのキャンプでした」

「できるだけ早く監督にアピールしてスタメンを勝ち取りたかったので、調整の期間を設けませんでした。それがキャンプでのケガに繋がってしまいました」

──今年は神戸から加入初年度。対戦相手だった横浜FMの印象は?
「何度か対戦してみて、マリノスというチームはボールポゼッションやパス回し、攻撃的なサッカーをやっているので、怖さを感じていました」

Jリーグの中でも、神戸だけじゃなく、マリノスもかなり手ごわいチームだと思っていました」

──左サイドバックは肝になりそうなエリアだが、キャンプを通した手応えは?
「山中選手が抜けて僕が入りましたが、その穴埋めだと思っていません。マリノスに加入したのは僕の仕事があるから加入しました」

「山中選手も良い選手だと思うが、僕にもプレースタイルがある。そのスタイルとマリノスのスタイルを融合した良いサッカーをしていきたいです」

──タイ代表で同僚のチャナティップに続きベストイレブンを獲得したいという気持ちは強いか
「正直、難しいと思います。僕のほかにも、Jリーグにも良い左サイドバックがたくさんいます。まずは個人の評価より個人の評価が大事なので、勝ち続けて順位を上げていくことが僕の仕事だと思っています」

──チームには自身と同じく左利きプレースキッカーである天野がいる。FK時はキッカーをやりたいか
マリノスには絶対的なキッカーである天野がいる。僕もそう思っています。天野が1stキッカーですが、『この角度は自信があるな』と思ったら、自らキッカーとして願い出ることがあるかもしれません」

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