SoundCloud
音楽共有プラットフォーム・SoundCloudアップロードされた曲の総数が14日(木)に2億曲を突破した。映えある2億曲目となったのは、ロンドンを拠点に活動するテックハウスDJ、フランチェスカ・ロンバルドがアップロードした「Eye Ring」だった。

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2007年にドイツで始まったSoundCloudは、誰でも自由にオーディオアップロードして共有できるサービス。無名のミュージシャンやバンドだけでなく、全米ビルボードチャートにランクインするようなアーティストたちも利用している。中でもヒップホップ・アーティストがフィーチャーされる機会が最も多く、XXXTentacionやChance The Rapperら若手ラッパーが続々頭角を現し、「Soundcloud Rap」というジャンルさえ確立されたほど。 アーティストと音楽ファンの指示を受け、SoundCloudコミュニティ自体の価値は上昇したが、一方で経営は赤字から抜け出せず、一昨年経営破綻の危機に。この機に経営陣を刷新し、VimeoのCEOだったKerry Trainor氏がCEOに就任すると、サブスクリプション型の課金モデルを導入。以来、業績改善に向かっている。 また、昨年よりインディーズ・アーティスト向けに収益化機能「Soundcloud Premier」のベータ版を開始したり、SeratoやVirtual DJなどのDJソフトでSoundcloud上の公開音源を自由に使える有料サブスクリプションサービス「Soundcloud Go+」などさまざまな新事業を展開していることからも、益々業績改善に拍車がかかるとみられている。 SoundCloud

参照:SoundCloud blog

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