復帰2戦目でPK弾を決めた本田、今季6ゴール目をマーク

 メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑は現地時間15日、Aリーグ第19節ウェリントン・フェニックス戦で2試合連続の途中出場を果たし、後半に得たPKを決めて1-1のドローに持ち込んだ。Aリーグ公式サイトも本田について、「経験値と一流ぶりのすべてを発揮」と称賛の言葉を送っている。

 本田は前節パース・グローリー戦に途中出場し、右ハムストリングの負傷から10試合ぶりの復帰を果たすも1-2で敗れた。今節のウェリントン・フェニックス戦もベンチスタートとなり、0-0で迎えた後半10分にピッチに立ったが、直後の同12分に相手FWロイ・クリシュナに先制点を奪われる厳しい展開となる。

 しかし、0-1のビハインドで迎えた同21分、MFリー・ブロックスハムが相手ペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得すると、キッカーを務めたのは本田。冷静に相手GKの逆を突きゴール右隅に流し込んだ。昨年12月14日の第8節ブリスベン・ロアー戦(4-2)以来となる、今季6得点目を記録した。

 記事では、重要な場面で同点弾を決め切った本田について「彼の経験値とPKを決め切る一流ぶりのすべてを披露した」と、惜しみない賛辞を送っていた。試合は1-1のまま終了し、2試合ぶりの勝利こそつかめなかったものの、完全復活に向けて歩みを進めている本田にとっては幸先の良いゴールとなった。(Football ZONE web編集部)

メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑【写真:Getty Images】