「バイクは走ってナンボ」という考え方もあると思うが、そのデザイン性の高さは他の分野にも活かせるはずだ。そんなアイデアを汲み取ったような、通常のバイクを自室に置く家具として生まれ変わらせた意欲作『JVLT 014』が海外で発表されている。
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イタリアをベースとする「North East Custom」が手がけた『JVLT 014』。ビルダーの説明によれば、こちらは家具からインスパイアされて制作されたとのことだ。例えば、車両のヘッドランプは読書灯として利用可能。バイクの下で本を読むのも、ツーリングの風景の一コマのようでなんとも趣深い。
もともとメーターがあった場所には「そろばん」を設置。知育玩具としても、子供の興味を大いにひきつけてくれることだろう。
エンジンタンク部分にはガラス容器が埋め込まれている。その用途については説明がなかったが、植物の水やりなどに使えるのかもしれない。
『JVLT 014』はコンセプトとして製作されたプロダクトのため、特に販売の予定はされていないようだ。このようにバイクが家具として再利用できるのなら、もしかしたら自動車でも同じアプローチが取れるのではないかと、つい妄想にふけってしまう。
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JVLT 014
text塚本直樹
(d.365)
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