飲食店の勤務中に遭遇した出来事を描いた漫画「たいやき屋さんにて」がSNS上で話題となっています。たい焼き屋に来店した親子連れ。母親は両手いっぱいに荷物を抱えて、子どもの相手をする一方、傍らの父親は…という内容で、「旦那を思い出した」「荷物か子どもを抱えろ」「ドロップキックかましたくなる」「スマホをたたき割ってやりたい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
接客中の出来事を、店員目線で伝える
この漫画を描いたのは、ドングリ(ペンネーム)さんです。漫画家として活動しながら、たい焼き店で働いています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
ドングリさん「小学3年生の頃から描き始めました。元々、絵を描くのが好きでしたが、好きな漫画と出合ったことで創作してみたくなりました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
ドングリさん「たい焼き店の勤務時間中に遭遇した変わった出来事のほか、接客を通じて店員目線で感じたことを皆さんに伝えたかったからです」
Q.スマホに夢中になっている男性の印象は。
ドングリさん「『ありえない』と思いました。実家にめいがいるので、買い物の大変さや育児の大変さについては多少ですが分かります。店頭でああいう人を見るたびにモヤモヤします」
Q.男性はどんな人でしたか。
ドングリさん「年齢は30代前半くらいでした。ずっとうつろな目で、奥さんや子どもを見ずにスマホを見ていました。漫画には描きませんでしたが、男性はたい焼きを食べながらスマホをいじり、荷物も子どもも奥さんに任せて歩いていきました」
Q.その時の女性の様子は。
ドングリさん「子どもがぐずり出していたので、男性に構う暇もなく荷物を小脇に抱えて子どもの手を引っ張り、後を追っていました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
ドングリさん「『ありえない』『こんな旦那さんいっぱいいる』『こんな家族見たことある』など、たくさんのご意見を頂きました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
ドングリさん「ギャグ要素を取り入れたエッセイ漫画や、サブカル飯の紀行漫画を描いていきたいです」
オトナンサー編集部
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