ロシアンルーレットで警官が死亡

リボルバーに一つだけ実弾をこめ、一人ずつ自分に向けて引き金を引いていくロシアンルーレット。これをまさか、市民の安全を守るはずの警官が行うとは想像できるだろうか。

1月24日、アメリカ・ミズーリセントルイスにて、非番の女性警官に実銃を誤射し、死亡すると言う事件が起きた。

当局の発表によると、死亡したカトリンズ・エルリクス(24)はその日、同僚警官(29)の自宅に立ち寄っていたという。

当時、同僚の男性警官は勤務中。同じく勤務中だったもう一人の警官もいたというが、銃をいじっているところを見て「銃を持って遊ぶな」と釘をさして部屋を出て行ったとのこと。

しかし二人は注意をきかず、6発装填できる拳銃に1発弾をいれ、相手に銃口を向けて撃つロシアンルーレットを開始。

そして2ターン目に差し掛かったところで、同僚が実弾を発射。銃声を聞きつけたもう一人の警官が駆け戻ってくると、胸から血を流しているカトリンズが倒れているのを発見し、2人は病院に連れていくも、彼女は死亡してしまった。

その日の午前1時に役員の自宅で行われた記者会見によると、同僚警官は当初「誤って彼女の胸を撃ってしまった」と語っていたと言う。

警察は同僚の名前を公表しておらず、使用していた銃が警察支給のものであったかについても話していない。現在も内部調査が行われているが、同僚警官を一級殺人で逮捕する予定であると判明している。

なくなったカトリンズ・エルリクスは2年前に警察学校を卒業したばかりの巡査で、元兵士だったという。これを受けセントルイス市長のライダ・クルーソン氏は「ひどく悲しい出来事です」と哀悼の意を寄せていた。

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銃を許されている警察がこのような事故を起こすとなると、信用問題に関わるだろう。ネット上には少なからず批判が沸き起こっていた。

 

参照元:APFacebook

【迂闊】実銃でロシアンルーレットをして女性警官が死亡し同僚を一級殺人で逮捕