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湯浅政明が監督を務める劇場アニメきみと、波にのれたら」の追加キャストとして、松本穂香伊藤健太郎の参加が発表された。

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松本が演じるのは、片寄涼太GENERATIONS from EXILE TRIBE)演じる雛罌粟(ひなげし)港の妹・洋子役。「アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていた」という松本は、「すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメントしている。一方の伊藤が演じるのは、港を慕う後輩消防士・川村山葵(わさび)役。伊藤は「湯浅政明監督の『カイバ』という作品が大好き」だそうで、「ご一緒出来ると聞いた時は純粋にうれしかった」と喜びを語る。続けて、本作を「全世代が楽しめる作品」しながら、「特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです」と映画をアピール。湯浅監督は「洋子と山葵も主人公達と同じようにテーマを体現している重要な役」と述べ、「活躍を早く見て欲しいですね」と彼らの演技に自信を覗かせた。

きみと、波にのれたら」は陸の上ではなんでもそつなくこなすが、海の上では波乗り初心者の消防士・港と、海の上では上手に波に乗れるが、陸ではやりたいことが見つからず“人生の波”に乗れない大学生・ひな子による青春ラブストーリー。港とひな子は恋人同士となるが、港は海の事故で命を落としてしまう。憔悴したひな子が、ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れて……。「きみと、波にのれたら」は6月21日全国ロードショー。

松本穂香(雛罌粟洋子役)コメント

アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていたので純粋にすごくうれしかったです。監督もおっしゃっていたのですが、この物語は自信のない人たちの話で、それぞれが何かを感じて、気付いて、前に進んで行くお話だと思います。起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです。

伊藤健太郎(川村山葵役)コメント

湯浅政明監督の「カイバ」という作品が大好きで、独特の世界観や、ストーリーにはまっていたので、ご一緒出来ると聞いた時は純粋にうれしかったです! すごく切ないお話だと思いますが、観ている人達がどこか勇気付けられたり一緒にいる人を大切にしようと思えたり、色々考えさせられることの多い作品でもあると思います。全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです。

湯浅政明監督コメント

洋子と山葵も主人公達と同じようにテーマを体現している重要な役です。洋子は感情とは裏腹に一番強がった、ともすればステレオタイプになりがちな役柄ですが、松本さんが演じることでずっと血の通った「らしい」キャラになりました。山葵の方は素直で可愛らしい役柄ですが、情けない部分も多々あるので嫌われる可能性もありました。しかし伊藤さんが演じる事でとても愛すべき「感じのよい」キャラクターになっています。4人の活躍を早く見て欲しいですね。

劇場アニメ「きみと、波にのれたら」

2019年6月21日(金)全国ロードショー

スタッフ・キャスト

監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子
音楽:大島ミチル
出演:片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈松本穂香伊藤健太郎
アニメーション制作:サイエンスSARU
配給:東宝

(c)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

左から伊藤健太郎、松本穂香。