横浜FCは18日、ヴィッセル神戸を退団した元日本代表DF伊野波雅彦(33)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「39」となる。

伊野波は宮崎県出身で、鹿児島実業高校から阪南大学を経て2006年にFC東京へと加入。その後、2008年に鹿島アントラーズへと移籍すると、2011年にはクロアチアのハイデュク・スプリトへと移籍する。2012年に神戸に加入し、Jリーグへと復帰すると、2013年にはジュビロ磐田へと移籍。2016年から再び神戸でプレーしていた。

J1リーグ通算243試合出場4得点、J2リーグ通算57試合出場2得点を記録。世代別の日本代表を経験し、2006年からはA代表でもプレー。2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれていた。伊野波はクラブを通じてコメントしている。

「まずはじめに、自分を獲得してくれた横浜FCというクラブ、関係者の皆様に感謝いたします。最大の目標である昇格に向けて、これまでの経験や自分の持っている全てをかけて真摯にプレーいたします」

「昨シーズン、横浜FCの試合を映像で拝見しましたが、サポーターの皆様が作り出す最高の雰囲気のスタジアムでプレー出来ると思うと今から楽しみです。個人的には尊敬する三浦選手、松井選手から日々学びながら、これまでの自分の経験も若い選手たちに伝えていけたらと思います。シーズンの最後に皆さんと一緒に笑えるように、持っている全てを出し尽くしますので、サポートを宜しくお願いいたします」

なお、伊野波は19日(火)のトレーニングよりチームに合流する。

サムネイル画像