ミュージカルRed Hot and COLE』の製作発表が行われた。ミュージカルエニシング・ゴーズ』『キス・ミー・ケイト』などで知られる作詞作曲家コール・ポーターの半生を軸に、愛妻リンダとの不思議な関係、数奇な人生、取り巻く人々が26の名曲に合わせて描かれる。

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まずコール・ポーター役、主演の屋良朝幸が『I’m a gigolo』を情感豊かに歌唱披露。次に『Friendship』を8名のキャスト全員で歌い、心地よいハーモニーが溢れた。

稽古の様子を聞かれた演出の小林香は「複数役を務めるキャストが多く、引き出しをどんどん開けてくださいとお願いしています。皆さん、与えられた枠からはみ出して、予期しない瞬間がたくさん生まれつつあります」

コールポーターの曲について、屋良は「今まで経験した曲で一番難しいんじゃないかな?歌っていて気持ちよくないところもあり、そこが新しくて面白い」と評した。

稽古の様子について、鈴木壮麻は「ポーターの曲はドラマチックでリズミカル、どこかもの悲しげ。緻密なコーラスワークを消化しながら、ステップを踏むという難度の高さ」と苦労を語り、彩吹真央は「宝塚歌劇団で「キス・ミー・ケイト」が上演された時からコール・ポーターのファン。彼と私は誕生日が同じで、毎日幸せ」、吉沢梨絵は「屋良くんが初めて「コーラス稽古に付き合ってくれませんか」と言うほどコーラスが難しい。毎日頑張っています」、矢田悠祐は「初めて複数役に挑戦。やりがいがあって楽しいです」、木内健人は「以前、コール・ポーターのミュージカルに出演し、音楽が背中を押してくれました」、彩乃かなみは「歌だけでなく踊りもふんだん。今戦った分、楽しい作品がお届けできるでしょう」、真瀬はるかは「数多くの人物が出てくるので、お客様は目が足りないはず。何度も見ていただきたい」と語った。

囲み会見では、屋良が「今回のジャズダンスタップダンスは、僕が得意なHIPHOPとは違うので、新しいチャレンジでもある」と意気込んだ。屋良について、鈴木「ずっと一緒にいたい…って告白みたい(笑)。一緒にものを作る上で忖度する必要がない。嬉しい出会いです」、彩吹も「5年前の共演で親子役。子供のヤラッチしか知らなかったので、台詞を合わせたら大人だ!と驚きました」と語った。最後に屋良が「皆さんの元に素晴らしいエネルギーが届く作品になるでしょう。お待ちしています」と締め括った。

東京公演は、3月1日(金)から3月17日(日)まで博品館劇場にて上演。その後、大阪・森ノ宮ピロティホール、愛知・刈谷市総合文化センターホールにて上演。チケットは発売中。

取材・文:三浦真紀

ミュージカル「Red Hot and COLE」製作発表会より (下段左から)彩吹真央、屋良朝幸、鈴木壮麻 (上段左から)小林香、彩乃かなみ、矢田悠祐、吉沢梨絵、木内健人、真瀬はるか