盟友ビジャの加入を歓迎「間違いなく攻撃の形を良くするために役立ってくれる」
2019シーズンのJ1リーグは、2月22日にセレッソ大阪対ヴィッセル神戸で開幕する。日本だけでなく世界各国のサッカーファンの注目を集めるのは、元スペイン代表FWダビド・ビジャが加入した神戸だろう。すでに元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらワールドクラスが続々と集結しているが、その“真打ち”的な存在であるイニエスタが母国紙「マルカ」のインタビューに答え、意欲を語っている。
記事では、「J1の調査によると、イニエスタとトーレスの来日以来、日本での公式戦はスタジアムで40%の観客増を示している。それとともにヴィッセルはイニエスタとの契約、そしてポドルスキの存在、ダビド・ビジャの加入によって中規模クラブからメディア注目のクラブになった」と神戸の現状をレポートしている。
神戸は昨季、終盤までJ1残留を決められないジレンマに陥った。その状況に「ファンは僕らが負けた時でさえ、励ましてくれるんだ。たとえ批判していたとしても、それは日本語だから、みなさん(スペインの)メディアは目にすることはないだろうけどね」と、日本のサッカー文化に触れつつも、ビジャが加わった今季についてこのように話している。
「僕たちは大きな野心と成長する意欲を持って今季に臨んでいる。ダビドの加入は、間違いなく攻撃の形を良くするために役立ってくれると思うよ」
プレシーズンではJクラブ史上初の米ツアーを敢行「ユニークな経験ができた」
また、神戸は今オフにJクラブとしては異例のアメリカツアーへと足を運んだ。LAギャラクシー戦では、かつてバルサに所属した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチらとの再会も果たしている。「2週間を過ごしたなかで今シーズンに向けて準備できて、クラブとしてもユニークな経験ができたよ」と語る通り、イニエスタにとっても貴重な時間だったようだ。
日本での2シーズン目を迎えるイニエスタに対して、スペインでの注目度はいまだ健在だ。今季も魔法のような技術で、Jリーグ、そして世界中にインスピレーションを発進してくれるだろう。(Football ZONE web編集部)
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