画像はよりひとさんの謝罪動画のキャプチャ

ユーチューバーのよりひとさんが2月18日、動画の更新を休止すると発表した。よりひとさんは16日に投稿した動画の中で、自身が女性差別的、子どもの虐待を助長するような発言をしていると言われていることに触れ、

女性差別?して何が悪いんだ。女なんてさ、所詮男より下の人間の人間なんだから」
「子どもに対する虐待的な言動?何が悪い。ガキを利用して悪口言って金儲けをして何が悪い。ガキは騙すためにいるわけじゃん」

などと発言。ネットで炎上していた。

「子どもの虐待を煽動するような発言と捉えられても仕方ない」


りひとさんのチャンネルは登録者数67万。いわゆる「物申す系」のユーチューバーとして支持されている。16日の動画では、

女性差別は今後もするよ、もちろん。子どもに対しても、嫌がらせみたいなこと、悪口、いじめみたいな感じでやっていくつもりです。女子どもには容赦しません僕は」

と発言していたが、18日の動画ではこれらの発言と炎上騒動について釈明した。子どもに対する発言は、「自分に対して殺害予告をしてくるような人」に向けていたと説明。ただ、自身の発言を振り返って「子どもの虐待を煽動するような発言と捉えられても仕方ない」と謝罪した。

女性への差別的な言動については、ユーチューバーとして活動する中で、ユーチューバー個人情報を拡散する、ファンを辞めるといった、よりひとさんにとって許せない行動をする人の多くが女性だったことから、「女性と一括りにしてしまった」と釈明した。

「私生活には女性の友達もいますし、女性ユーチューバーで仲良くさせていただいている方もいます。自分の母親についても差別的に考えたことはありません。表向き、女性と一括りにしてしまったことで、そういう風に(編注:差別的に)捉えられてしまったのだと思います」

自身の動画の視聴者には「差別的な考えを持って対応はしていない」とも話していた。

動画では合わせて、活動の一時休止も発表。プライベートで問題が起き、「動画投稿を出来る精神状態ではない」ためだという。よりひとさんはツイッターのサブアカウントで、「お世話になった人が亡くなった」ためツイッターを離れると明かしている。

NGT中井りかに「プライド高い女はアンチにキレがち」「男に媚び売ってるアイドルの癖に」

18日に公開した謝罪動画の後半では、騒動ではなく自身が投稿した別の動画に関する補足説明だった。こうした内容から、コメント欄には「真面目に謝罪していないように見える」という声も出ている。

りひとさんは1月24日にも、NGT48中井りかさんについて「おまえプロ意識あんの?」と題した動画を投稿し、不適切な発言をしていた。ツイッターのアンチコメントに反応した中井さんを、よりひとさんは、

プライド高い女にありがちなんだよね、アンチにキレがちだよね。そんな大した能力もないくせにね、面白くもないような女がさ」
「男に媚び売って商売してるようなアイドルの癖に」

などと述べていた。

りひとさんは2017年11月、未成年視聴者に対するセクハラ疑惑で炎上騒動があった際にも、「自分の都合で色々と問題が」あることを理由に活動を一時休止している。