人気スマートフォンゲームグランブルーファンタジー」は19日、勝利予想を的中させるコンテンツ「ブックメーカー」において、複数のプレイヤーが示し合わせゲーム内通貨「宝晶石」を獲得する行為について調査を開始した。

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グランブルーファンタジー」では現在、騎空団(プレイヤーが所属する団体)同士が競うイベント「決戦!星の古戦場」が開催中。「ブックメーカー」は、騎空団をN・S・E・Wに分け、その日の成績に応じてオッズを設定。それに基づいて競馬のように勝利予想をするコンテンツとなっている。予想が当たったプレイヤーは、ガチャなどで使える「宝晶石」を得ることができる。


SNSでは前日の「ブックメーカー」で131万4000もの「宝晶石」を手に入れたことを示すゲーム画像が拡散。中国のプレイヤーを含む複数の騎空団が談合して、「決戦!星の古戦場」2日目の結果をN・W・Sの順にしたと物議を醸していた。なお、131万4000個の「宝晶石」で10連ガチャは438回引くことができる。


グランブルーファンタジー」運営は19日、複数騎空団で示し合わすことで宝晶石を獲得しているのではないかという問い合わせを頂いております」として、調査を開始したことを公表した。16時過ぎには、「決戦!星の古戦場」2日目の「ブックメーカー」での「宝晶石の最高獲得数が『252288個』となっており10万以上獲得しているユーザーが18人です」と調査状況を報告。プロデューサーの木村唯人氏は、プレイヤーの質問に131万4000個獲得の画像は「捏造でした」と答えている。


追記:19日20時過ぎ、成績が意図的に操作された形跡がなかったこと、当選者数に不自然な差異がなかったことから、「複数の騎空団が示し合わすことで宝晶石を獲得した事実はなかったと運営チームでは判断いたしました」と報告した。


SNSで拡散した捏造画像(一部加工)