2019年公開の映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』が第43回香港国際映画祭のヤングシネマ・コンペティション部門に出品されることが決定した。

『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は、『TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2016』の審査員特別賞を受賞した箱田優子監督の第一回監督作。東京で CM ディレクターとして働く女性が、親友とともに大嫌いな地元・茨城へ帰郷する姿を描く。主人公の砂田を夏帆が演じるほか、自由奔放な親友・清浦役で『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』のシム・ウンギョンが出演。そのほか、ユースケ・サンタマリア黒田大輔、嶋田久作、でんでん、南果歩がキャスティングされている。

(C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

(C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

同作が出品される香港国際映画祭は、1977 年にスタート。メジャーからインディーズ、名監督から新人監督、名作、ドキュメンタリー、アニメーションなど多彩なラインナップを誇るアジア有数の映画祭だ。ヤングシネマ・コンペティション部門は若手映像作家の登竜門ともされており、過去には『恋に至る病』(木村承子監督)、『あみこ』(山中瑶子監督)、『祖谷物語 -おくのひと-』(蔦哲一朗監督)などが出品されている。

新場面写真 シム・ウンギョン (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

新場面写真 シム・ウンギョン (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

新場面写真 でんでん (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

新場面写真 でんでん (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

新場面写真 南果歩 (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

新場面写真 南果歩 (C)2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

映画祭は、3月18日(月)から 4月1日(月)まで開催され、箱田優子監督が出席する予定。あわせて、夏帆、シム・ウンギョンのほか、砂田の父親・浩一役のでんでん、砂田の母親・俊子役・南果歩の新たな場面写真4点が解禁されている。

映画祭への出品決定を受けた箱田監督のコメントは以下のとおり。

 

箱田優子(監督)

東京に住む有象無象の中の一人である私が描いた小さなお話が、まずは海外しかも香港国際映画祭といった華やかな舞台で初お披露目になるのが正直不思議な感覚です。砂田、清浦、いってらっしゃい!!!めちゃ応援してる!

『ブルーアワーにぶっ飛ばす』は2019年秋公開。

新場面写真