TBS系の4月スタートの金曜ドラマ枠で「インハンド」(毎週金夜10:00-10:54)を放送する。

【写真を見る】チャラ 男は3%くらいに!?

原作は、「イブニング」(講談社)で連載中の朱戸アオによる同名漫画。山下演じるロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ)と濱田岳演じるお人好しの熱血助手・高家春馬(たかいえ・はるま)の凸凹バディが、菜々緒演じるクールでやり手な美人官僚・牧野巴(まきの・ともえ)と共に、最新科学と医療にまつわる難事件に挑んでいくヒューマンサイエンスミステリーだ。

このたび、牧野と共にサイエンスメディカル対策室で働くエリート官僚・御子柴隼人(みこしば・はやと)役に、オリエンタルラジオ藤森慎吾が決定。藤森は本作が初の連続ドラマレギュラー出演となる。藤森演じる御子柴は上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラだが、年下の牧野から、いいように使われ、なんだかんだ事件調査に協力させられていくという役どころ。

さらに、牧野や御子柴の上司で室長の網野肇(あみの・はじめ)役には、光石研が決定。警察庁からの出向で来ている網野は、大きな問題を起こさず平穏無事に過ごしていればそのうち本庁に戻れると考える現状維持派。そのため、成果を上げて一秒でも早く外務省に帰りたい前のめりな牧野とは毎回言い争いをする。

藤森慎吾コメント

――初の連続ドラマレギュラー出演、意気込みをお願いします

非常に光栄でうれしい半面、自分でも不思議です。映画「七つの会議」に出演させていただいたすぐ後に連続ドラマに出演できるなんて、今年はこの後に大きな落とし穴があるんじゃないかってちょっと疑っています(笑)。だから今まで以上に私生活も気を引き締めて、清廉潔白な由緒正しき生活を送っていかないといけないなと思っています。

作品の邪魔をしないよう、皆さんに迷惑をかけないように、真面目に一生懸命頑張ります!

――演じる御子柴はどんな人物ですか?

御子柴は、菜々緒さん演じる牧野と共に内閣官房サイエンスメディカル対策室で働くエリート官僚。

衣装もパキっとお堅い感じで、こういう格好をすることはあまりないので新鮮でうれしいです。ただ監督からは、エリートではあるけどそんなにキリっとしてないイメージだと言われているので、チャラ男な雰囲気を3%くらい残しつつ(笑)、キリっとし過ぎていない部分を僕なりに表現していけたらと思っています。

――役者として、どのような一面を見せていきたいですか?

監督が、バラエティで見せている“チャラ男”じゃないところにすごく魅力を感じると言ってくださっているので、視聴者の皆さんが「藤森ってこういう表情もあるんだ」って思うような、僕の新たな一面を見せられるように役と向き合っていきたいと思います。

皆さんからは「調子に乗るな!」と言われそうですが…同い年で仲良くさせてもらっている小栗旬さんに、実はたまに演技の相談をさせていただいたりすることもあって。僕ごときがすみません!(笑)でもこんな僕にもすごく真剣にアドバイスをくださるんです。そんな小栗さんからもエールをもらったので、全力で臨みます!

――山下さんの印象は?

まだ顔合わせの時にちらっとお会いしただけなのですが、めちゃくちゃスターでした。山下さんが入ってきただけでも、その場の雰囲気がパッと変わるオーラがあるんです。

これまでの出演作もたくさん観ていますが、特にドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(TBS系)の大ファンで。そんな山下さんとご一緒できるなんて本当に光栄ですし、いろいろ勉強させていただきたいと思っています。ただ山下さんと対峙するシーンがあったら、お芝居以前にテレちゃいそうで…まずはそこが心配です(笑)。撮影初日も菜々緒さんを前にしてガッチガチに緊張しちゃってヤバかったですから! とにかく少しずつ現場に慣れていきながら、皆さんとも仲良くなれたらと思っています。

■ 浅野敦也プロデューサーコメント

真面目で堅苦しい印象の内閣官房ですが、「インハンド」では「親しみの持てるユニークな官僚たち」が登場します。菜々緒さん演じるクールな美人官僚の同僚でエリート官僚の御子柴役には、チャラ男芸人の藤森慎吾さん。“チャラ男”と“官僚”という正反対の役柄がどんな化学反応を起こすのか、今から楽しみです!

彼らの上司の室長・網野役には、市井の人を演じたら天下一品の光石研さん。各省庁の偉い官僚たちの間で板挟みになりながらも、しぶとく切り抜けていく光石さんの奮闘は必見です。親しみが持てて個性的な官僚たちがドラマ「インハンド」を盛り上げます。ぜひご期待ください!(ザテレビジョン

エリート官僚・御子柴隼人を演じる藤森慎吾