飼い主の知らないペットたちの日常をユーモラスに描くアニメーション映画『ペット』の最新作『ペット2』より、女優の永作博美が声優を担当するクロエが、猫ならではの行動をみせるトレーラー映像が公開された。併せて、沢城みゆきポメラニアンのギジェット役を続投することも発表された。

【写真】『ペット2』太っちょ猫・クロエの場面写真

 ペットたちの裏側の日常をユーモラスに描く物語と、個性豊かで愛くるしいペットのキャラクターたちが話題となり、オリジナル・アニメーション映画史上最高の全米オープニング興収No.1を記録した『ペット』。本作はその続編にあたる。日本語吹き替え声優には、永作と沢城のほか、バナナマン設楽統日村勇紀が主人公マックス役とその相棒デューク役、モデルの佐藤栞里が2匹の飼い主ケイティ役を続投することが明らかになっている。

 今回解禁されたトレーラー映像では、クロエがベッドで眠る飼い主を起こすべく、顔面に猫パンチを食らわせたり、大きな鳴き声を耳元で上げるシーンからスタート。ついには毛玉を吐き出し、ようやく目覚めた飼い主をうんざりさせてしまう様を描いている。

 また、ギジェットランプの傘を被っている理由を尋ねられ、酔っ払ったようなクロエが「飼い主がマタタビちょっとくれ過ぎちゃったかも~」と絡むシーンも収録。そのまま4パターンの異なる鳴き声をけたたましく披露するも、ギジェットに「気がすんだ?」と呆れられてしまう姿が捉えられている。

 永作は「またクロエを演じられてとても嬉しいです。家族を含めて『ペット2』が公開されることに喜んでいます」と、今回の続投決定を家族も喜んでいることを明かす。自身の演じるクロエについて、「かわいらしいふくよかさとキレッキレの頭脳。複雑でたくさんの表情があるので、仲間たちとの会話が楽しいです」とコメント。

 さらに、「前作からグレードアップしているのは間違いありません。あらゆるペットたちの真意が明らかになるはずだし、想像を超える発言や行動や出来事が沢山起こると思いますので、是非楽しみにしていただければと思います」とファンに語りかけている。

 映画『ペット2』は今夏全国公開。

『ペット2』クロエ役の永作博美(C)Universal Studios.