AppleWebKitブログによると、iOS 12.2ベータSafarimacOS High SierraおよびMojave用Safari 12.1には、ITP(Intelligent Tracking Prevention)の最新バージョンが含まれるという。

・cookieをより深部まで追い詰める

元々ITPはcookieにまつわる課題を解決するために生まれた技術で、ブラウザSafari)上のユーザ行動の追跡を抑止する機能を持つ。cookieによってユーザー単位で広告を配信できるようになったが、常に同じ広告が出てくることで嫌悪感を与えてしまうというデメリットが生じるため、広告の追跡に利用されるcookieをすべて消去するよう開発された。2017年に最初のバージョンITP1.0を発表。1年後にさらに厳密なユーザ行動の追跡抑止機能が追加されたITP2.0が発表されている。

今回のバージョンはその後継となるITP2.1。以前のバージョンではトラッキング機能によって分類化されたドメインパーティション化したcookieの保存は許可されていた。それがITP2.1では不能になり、パーティション化されたcookieは排除される。つまり、ネット上でしつこくユーザーを追ってくるトラッキング機能を完全に追い払うことができるのだ。

・ウェブ開発者の負担を軽減

Appleウェブ開発者の労力を少しでも軽減するためにこのバージョンリリースしたという。今後はSafariメモリフットプリントを減らしつつ、Intelligent Tracking Preventionをより多くのプラットフォームと互換性があるようにする予定だ。

souce by MacRumors
Intelligent Tracking Prevention 2.1

AppleがITPの最新バージョンを発表!広告にまつわるトラッキングを封じ込める強力な機能を追加