7歳の女児に対する強制わいせつ傷害などの罪に問われている66歳の被告の裁判員裁判で21日、長崎地裁は懲役7年の判決を言い渡した。
この判決に、ネット上では怒りと絶望の声が広がっている。
■過去に2人殺害、計20年服役
しらべぇ既報のとおり、この男は1992年に、当時中学生だったふたりの女の子を殺害した罪で服役。
その後、広島市で強制わいせつ事件を起こしており、2度目の服役中には、再犯防止プログラムも受講していた。
■ターゲットの「低年齢化」
そして今回、出所からわずか4ヶ月という短さで再犯。長崎市内の路上で女児にわいせつな行為をして、腰などにケガを負わせた。
裁判のなかで、検察は「高齢で体力が衰えた中、性的欲求を満たすため抵抗できない幼い女児を狙っている」と指摘。ターゲットの低年齢化を厳しく糾弾し、懲役8年を求刑していた。
■「7年後の再犯待ったなし」
そして、くだされた懲役7年の判決。年数だけで見ればほぼ求刑通りだが、被告の行動にあまりに改善が見られないため、ネット上では怒りの声が噴出。
・繰り返し性犯罪、それも少女に対して罪を犯す男に対して懲役7年は軽すぎると思います、二度と社会に出さないことが必要かと思います。
・日本の刑罰は軽いと思うのと、こんな輩は一生刑務所暮らしかGPSを埋め込んで24時間監視するべきです
・7年後にまた新たな被害者が生まれるのか
・出てきたら再犯するやろ
・罪なき女の子が心にトラウマを抱える。どうしてそれを防いではいけないのだろう
なかには「7年後に再犯するだろう」と最悪の予想を立てる人の姿も見られる。
■6割が「性犯罪者の去勢」に賛成
「魂の殺人」とも形容される性犯罪。この事象に関し、しらべぇ編集部では過去にさまざまな調査を行なっている。たとえば、全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査したところ、全体の61.2%が「性犯罪者は去勢してもいい」と回答。
7年後に出所したとき、被告は73歳となる。世間的には十分「おじいちゃん」と言われる年齢だが、当たり前だが幼い女の子よりはずっと力が強いだろう。
そのとき、新たな被害者が生まれないことを、切に願うばかりだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1664名 (有効回答数)
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