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 動物病院といえば元気になって欲しくて連れて行く飼い主と、ちょやだここ怖い!というペットの思いが交差しがちなイメージがあるが、そんな動物病院でジャンプする犬の動画が話題になっている。

 受付で連続ハイジャンプをきめるのは、とんでもなくタフで元気なラブラドールのエンドゥだ。

 かつて猟犬として育てられた彼は、並み外れた運動神経とエネルギーの持ち主で、6歳になった今も楽しい時やうれしい時のジャンプが欠かせないという。

 まるで全身ばねのようにピョンピョン跳ねまくるエンドゥ。その姿に多くのユーザーがクギ付けなのだ。

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動物病院の受付でハイジャンプを繰り返す犬

 エンドゥはアメリカのコロラド州フォートコリンズに住むマーサさんの愛犬。

 この映像は昨年12月にコロラド州立大学の動物病院に行ったときのもの。彼のジャンプに圧倒された人々がその様子を撮らずにいられなくなったらしい。

 カウンターに立っているマーサさん。彼女が症状を伝えているときも、エンドゥはぴょんぴょん跳ねまくっている。

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image credit:facebook

 何度目かのジャンプで周りの人も爆笑。そこでようやくジャンプもひと段落。

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image credit:facebook
 
 ちなみにこの日は耳の中に牧草が引っ掛かったため診察を受けたという。

有り余るエネルギーをジャンプで発散?

 エンドゥはかつて猟犬の技を競うレース用に訓練されていた。こうしたレースにはとても精力的で高い運動能力を持つ犬が適している。

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 現在ペットとして暮らすエンドゥは競技とは無縁の生活を送っているが、マーサさんによると、引き締まった体つきのエンドゥはとても活発で、運動が得意な遺伝子の持ち主だという。

弾丸のように丘を駆け下るエンドゥ。多少の運動では物足りなさそう。


 また、彼がいつからジャンプを始めたかは不明だが、どうやら獣医の指導で人に飛びつく代わりにジャンプをするクセがつき、それっきりになってるらしい。

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 以来、彼は有り余るエネルギーを嬉しい時のジャンプで消費しているようだ。

 しかも性格もポジティブで、たいていのペットが嫌がる病院でも跳ねる姿がデフォルトだという。

「今日が特別ってわけじゃなくて、この子はいつも飛び跳ねてるのよ」

病院でジャンプを抑える方法も検討中

 アクティブなエンドゥにとっては毎日がジャンプの日だ。

家族の帰宅もジャンプでお出迎え


散歩に行こうよ!と誘うときもジャンプ

スキー場に来てもやっぱりジャンプ

 楽しそうにハイジャンプを繰り返すエンドゥの動画はたくさんのユーザーを惹きつけ、幸せな気分になるという声も多数寄せられている。

 「エンドゥが誰かを楽しませていると聞いてうれしいわ」と語るマーサさん。だが、現在エンドゥは獣医のもとに定期的に通っていて、ジャンプを抑える手段も検討されている。

マーサさんのスキーにお付き合い。とっても楽しそう!


 ジャンプをやめさせると余ったエネルギーをどう発散させるのか気になるが、元気の塊みたいなエンドゥが落ち着くのはかなり先のことになりそうだ。

References: facebook / coloradoanなど /written by D/ edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52271271.html
 

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