パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長が、所属するブラジル代表FWネイマール(27)とフランス代表FWキリアン・ムバッペ(20)の慰留に自信を示している。スペイン『アス』が伝えた。

ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)違反の疑いで、欧州サッカー連盟(UEFA)からの継続的な調査を受けているPSG。2億2200万ユーロ(現在のレートで約279億円)でバルセロナから獲得したネイマールモナコから1億8000万ユーロ(現在のレートで約226億円)で買い取ったムバッペのオペレーションに関連した違反の可能性が追及されており、両者のうちどちらかを売却する必要があると以前から各紙に報じられていた。

これに関して、PSGは「私たちはスポーツ機関の発する法や規制を常に順守して行動している」と反論。また、PSGのアル・ケライフィ会長は先日に欧州サッカー連盟(UEFA)の執行委員に任命されており、FFPに沿って取り締まる側の立場に寄っている。同会長がUEFA内部に入り込んだことについて様々な批判が沸く中、立場を得ることに成功した当人はネイマールムバッペの慰留に自信を示した。

「(ネイマールムバッペの売却は)100%ではなく2000%ありえない」

「彼らはパリに残る。多くのメディア、特にフランスのメディアが私たちがネイマールキリアン(・ムバッペ)を売却する必要があると主張している。私はキリアンネイマールがここに残るということをはっきりとさせたい」

「もちろん、ファイナンシャル・フェア・プレーの範囲内で補強したいとも思っている。自信を持っているよ。私たちには補強する手立てがある」

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