ビジャイニエスタポドルスキが揃い踏みもC大阪に0-1で敗戦

 2019年のJリーグは、22日のセレッソ大阪ヴィッセル神戸の開幕戦でシーズンの幕が切って落とされた。同カードは神戸に加入した元スペイン代表FWダビド・ビジャの日本デビュー戦となったが、バルセロナスペイン代表で共闘した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとの“黄金コンビ”も不発に終わり、母国メディアは「夢の初舞台とはならなかった」と報じている。

 昨季終了後にMLSメジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFC退団が決まったビジャは、神戸に電撃加入。22日の開幕戦ではビジャイニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキワールドカップ優勝トリオがスタメンに揃い踏みし、37歳のストライカーは左ウイングに入った。

 前半、左サイドから果敢にカットインしてゴールを狙ったが、イニエスタポドルスキとの連携が合わないシーンも多く、シュート3本も不発。後半32分にC大阪DF山下達也に決勝ゴールを決められ、日本での初陣は0-1で敗れた。

 スペイン紙「マルカ」は、「ダビド・ビジャアンドレス・イニエスタのコンビが公式戦に帰ってきた」と再びコンビを組むことになった母国のスーパースター2人に着目。「ストライカービジャ)は日本のリーグで夢の初舞台とはならなかった」と“ホロ苦デビュー”を伝えている。

 次節のサガン鳥栖戦以降、ビジャがいかにして神戸の戦術とJリーグのスタイルに適応していくのか。復活したイニエスタとのコンビに、世界が注目している。(Football ZONE web編集部)

ビジャとイニエスタのコンビに世界が注目している【写真:Getty Images】