2月19日両国国技館にてプロレス大会『ジャイアント馬場没20年追善興行~王者の魂~』が開催され、そのなかで往年の悪役レスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャー(78)の引退式セレモニーが行われた。出席した元プロレスラー小橋建太(51)がSNSにリング裏でブッチャーと並ぶツーショットを公開している。

小橋建太によると、1988年に行われたプロレスの試合でセコンドについた時のことだ。「僕は試合後に暴れまくるブッチャーをコーナーに押し込んだが、凶器で額を突かれ大流血! そのキズは今もクッキリと残っている(笑)」という。

それからおよそ31年、「黒い呪術師」と恐れられたアブドーラ・ザ・ブッチャー車いすで引退式セレモニーに現れた。小橋は車いすに座るブッチャーを「青春の握り拳」で応援するように「ブッチャー現役ラストコメント!!」とツイートしている。

ブッチャーの思いを「若い人たちにどうしても言いたいことがある。自分の親が老いたとき、老人ホームにぶち込んで放置するのだけはやめろ。お前らもいつか同じように年を取るんだ。自分の親を大事にすることを忘れるな」と代弁したところ、多くの反響があった。

フォロワーから「ブッチャーさん素晴らしいコメントです。肝に命じます!!」、「小橋さん、ブッチャーさんありがとう。今まで育ててくれた親に感謝する事も大切ですよね」、「自分は介護現場で働いていていろんな方を見ますがブッチャーさんの言っている事はすごく共感できます。自分も同じ事を願いたいです!」などのコメントが寄せられている。

画像は『小橋建太(KENTA KOBASHI) 2019年2月22日付Twitter「若い人たちにどうしても言いたいことがある。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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