第21週「作戦を考えてください」 第120回 2月22日(金)放送より
脚本:福田 靖 
演出:保坂慶太
音楽:川井憲次
キャスト安藤サクラ長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
     桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功、瀬戸康史ほか
語り:芦田愛菜
主題歌:DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括:真鍋 斎

120話のあらすじ
まんぷくラーメン」は全国で大売れ。萬平(長谷川博己)は大量生産するため製造工場を作ることにし、神部(瀬戸康史)、岡(中尾明慶)、森本(毎熊克哉)を正社員として引き抜く。 。福子(安藤サクラ)は、夢枕に立った咲(内田有紀)に、生卵を乗せるアイデアを聞いて、試してみる。
ようやくいい波が来たかと思ったそのとき、事件が……。


2月22日は、はやぶさ2ニュースで日本は大盛り上がり。
まんぷく」は、「あさイチ」に長谷川博己さんが出演して、こちらも大盛り上がり。ドラマの裏話がいろいろ出てきて楽しかったです。「プラトーン」や「ジョーズ」のロイ・シャイダーを意識した動きをしていた話は、にやにやしてしまいました。漫才シーンで、「立花」と「立ち話」をかけた話も。

大吉さんが「私が審査員だったら91点」と高得点で持ち上げたあと、華丸さんが「コンビ組んでネタに飽きてきたときにやること」というのも、漫才は型を徹底的にやって、崩すのはそれからなんだなあと感動しました。
以前、とあるお笑い芸人の方のインタビューをしたとき、芸人は同じことを毎日飽きないようにやるが、ある種の舞台の人は、毎日変えようとするという、その志の違いを語っていたことを思い出し、いろいろなやり方があるなあと思いました。ネタを大事にすることと、瞬間、瞬間の人間のアクチュアリティを大事にすることとの違い。どちらがいいという話ではなく、深いです。
安藤サクラさんの提案の「へそくり社長」を採り入れた話もよかった。過去のすてきな作品にリスペクトする、お芝居がほんとうに好きな人たちだと感じます。

あと、大谷亮平さんがスキンケアにマメである話と、子どもときの、おかっぱ写真と、「細川たかしさん」と大吉さんに言われるもっと幼い頃の写真に、朝から大笑い。
長谷川さんが、言葉数が少なめ(映画の話のときだけ饒舌)な分、華丸大吉コンビの話がはずんで、それもおもしろかったです。
ああ、楽しかった!

まんぷくラーメン 大好き」
さて、「まんぷく」ですが、ラーメンが売れに売れて、神部と岡と森本が、また一緒に働けることになります。
岡と森本の言いたいことを、全部、神部がしゃべってしまう。出番が少ないのに、セリフもないっていう役割はお気の毒といえばお気の毒ですが、あえてこうすることで、彼らを印象に残すという手法ともいえるでしょう。インスタントラーメン師匠は師匠で、シンプルストーリーセリフによって、俳優そのものを生かそうとしているのは感じます。だからこそ、長谷川博己さんと安藤サクラさんは、自由に発想を広げて、いろいろ試しているのでしょう。

幽霊の咲(内田有紀)は、ハズキルーペ……じゃない「まんぷくラーメン 大好き」などと美味しいセリフをもらっています。
「一日三食まんぷくラーメンよ」とまで。内田有紀さんは、そのうち、ラーメンかルーペのCMに出そうな気がしてなりません。

咲さん、今週、二度目の登場でした。
咲が出るときは、事前に写真が映り込む説をこの間、書きましたが、119話も写り込んでいて、今週はもう出たからなあと思っていたのですが……。

咲の提案で、生卵を乗せて食べることを思いついた、福子がみんなにすすめて、和気あいあい。松坂慶子さんの「卵がまんぷくラーメンの美味しさを引き立ててるわ」ともいかにもCM調。
なまぬるい、いや、あたたかい空気のなか、パチもんの数々が売り出されているとわかって、また一波乱ありそうです。
イラストと文/木俣冬)

連続テレビ小説まんぷく
NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~

朝夕、本放送も再放送も オールBK制作朝ドラ
べっぴんさん」 BS プレミアムで月〜土、朝7時15分から再放送中。
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あさが来た」 月〜金 総合夕方4時20分〜2話ずつ再放送
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イラストと文/木俣冬