元日本代表FW本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは23日、オーストラリア・Aリーグ第20節でメルボルン・シティと対戦し、1-1で引き分けた。本田はフル出場し、1アシストを記録した。

現在リーグ戦で3位に位置するメルボルン・V(勝ち点38)が、5位のメルボルン・C(勝ち点29)をホームに迎えたダービーマッチ。前節のウェリントン・フェニックスFC戦で2カ月ぶりにゴールを決めた本田は、インサイドハーフで先発した。

試合は15分、メルボルン・Cのマクラーレンにボックス内への侵攻を許すと、ニーダーマイアーがたまらずファウル。この日2枚目のイエローカードを受け、前半早々に退場処分となった。このPKを自らキッカーを務めたマクラーレンに決められてしまい、先制点を与えてしまう。

その後、数的不利も影響し、押し込まれる時間帯が続いたメルボルン・Vが、後半開始5分に同点ゴールが生まれる。50分、敵陣中央やや右で本田がパスを受けて、素早くボックス右にスルーパス。反応したバーバルーゼスが深い位置まで持ち込み、角度のないところから右足でシュートを放つと、相手GKに触られたが、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

試合を振り出しに戻したメルボルン・ビクトリーはその後、再び相手に試合のペースを握られたが、クロスバーに助けられるなど、何とか守り切り、1-1で試合終了。勝ち点1をもぎ取った。

メルボルン・ビクトリー 1-0 メルボルン・シティ
メルボルン・V】
バーバルーゼス(後5)
メルボルン・C】
マクラーレン(前16[PK])

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