2月22日に放送されたバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」(NHK総合)で、「なぜレジ袋を使うようになったか?」との疑問が取り上げられ、その回答が話題を呼んでいる。

この日取り上げられた「なぜ買い物でレジ袋を使うようになったのか」という疑問に対し、番組が用意した回答は「女性のストッキングを守るため」というもの。

レジ袋を開発した中川製袋化工株式会社の社長・中川兼一氏によると、レジ袋が生まれたきっかけは女性のストッキングが原因だったという。1960年代に訪れたミニスカートブームとともに、ストッキングも浸透していったが、当時買い物をする際に主婦が使っていた竹を編んだ買い物かごはストッキングをよく伝線させていた。うどんが1杯30円だった時代に1足およそ400円もしたストッキングと竹製の買い物かごの相性は悪く、抜本的な解決策が求められていたという。

そしてちょうどこの頃、多摩川のナシ園で梨をもいで入れる際に、ストッキングを傷つけないような袋として、中川製袋化工株式会社の東京営業所所長だった青井龍夫氏がポリエチレンの袋に注目。試行錯誤の結果、ポリエチレンの袋の実用新案を申請し、当時のナシ園ではストッキングを傷つける心配がないとたちまち評判になったそうだ。

このナシ袋がスーパーマーケットに知られるようになり、「強い」「水ぬれOK」「かさばらない」といった利点から、ナシ袋はレジ袋としての注文が入るようになったそうで、「ぶっちゃけ儲かった?」との質問に対し、中川社長は「その当時はかなり儲かったみたいです。そういう意味では私がいるのもレジ袋のおかげ。感謝しないといけないかもしれませんね」と笑顔で答えた。