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=LOVEの姉妹グループ「≠ME(ノットイコールミー)」のお披露目会見が、本日2月24日に東京・天王州 銀河劇場にて開催。メンバー11名とプロデューサーの指原莉乃HKT48)が登壇した。

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指原が自身の理想のアイドルをプロデュースするため、代々木アニメーション学院とタッグを組んで=LOVEを立ち上げてから約2年。昨年末から行われたオーディションを経て選ばれた第2弾グループのメンバーがいよいよこの日お披露目となった。

最初に登壇した指原は「オーディションから時間があったので『いよいよ発表できる!』と私もメンバーもわくわくしています」と語り、メンバーを呼び込んだ。この日会見に参加したのは櫻井もも、落合希来里、尾木波菜、蟹沢萌子、本田珠由記、永田詩央里、菅波美玲、谷崎早耶、冨田菜々風、河口夏音、鈴木瞳美の11名。なお合格した正式メンバーは12名だがこの日の会見は1名が学業のため欠席しており、後日改めて発表される。

メンバーはそれぞれ緊張した面持ちで、出身地や特技などを交えて自己紹介を行った。笑顔で彼女たちの自己紹介を見守った指原は「手に汗握る自己紹介というか(笑)」と初々しい挨拶を振り返り、グループ名が「≠ME」に決定したことを発表。このグループ名に「“今までとは違う自分”をみんなに経験してほしい」という思いを込めたという指原は、メンバーに「アイドルとして活動していくうえでの自覚を持って、ファンと寄り添って一緒にがんばっていきましょう」と呼びかける。谷崎は「グループ名を初めて聞いて身が引き締まりました」、冨田は「幅広い世代の方から愛されるようにがんばります」、河口は「期待に応えられるよう精一杯がんばりたい」とそれぞれ意気込んだ。

会見後の囲み取材では指原がグループの今後の具体的な活動についてコメントした。デビュー日やリーダー、センターなどは今のところ未定とのことで、指原は「=LOVEのときもそうだったけど、合宿などをしてからステージに立てるようにしたいです。レコーディングやダンスをチェックして(リーダーやセンターを)決めたいんですけど、いいなと思う子ばかりなのでそういうのを決めるのもわくわくしてます」と語り、メンバー選出の基準を「顔が自分のタイプであることはもちろんなんですが(笑)、秋元(康)さんはここから育てていくけど、私は『アイドルとして誕生しました』みたいな、できあがってる子が好きなのでそういう子が多いかもしれない」と明かす。「指原さんよりかわいい子ばかりを選んだ?」という質問が飛ぶと「もちろんです! そんな合コンの安い女みたいなことしませんよ!(笑)」と言い返し、報道陣の笑いを誘った。

=LOVEや≠MEなど、指原がプロデュースを手がけるグループの総称を聞かれると「そうですね……指原チルドレンで(笑)。どうぞ見出しに使ってください(笑)」と冗談を交えつつ「ファンの皆さんに付けてほしいです」と答えた指原。プロデューサーとしてグループの風紀をどう維持していくかについては真剣な表情で「活動していくうえで一番大切なのは運営側とメンバーの距離感。運営側が縛り付ければいいものではないし、信用し合えるようにメンバーの声をじっくり聞いていければ」と話していた。

また各メンバーが指原への憧れを語る一幕も。自己紹介で「指原さんのような国民的アイドルになりたい」と述べた冨田が「すべてが、比べてはいけないようなすごいお方なので……自分磨きをしてがんばりたいです」と話すと、指原は「そんなふうに言ってくれる子はなかなかいないです(笑)。今だけだと思うのでありがたく受け取りたい」と返す。谷崎は以前、指原の握手会に行って「=LOVEが好きなので入りたいです」と話したとのこと。指原から「オーディションがあったらぜひ!」と応援してもらった、と谷崎が明かすと、指原はうろたえた表情で「……め、めちゃくちゃ覚えてますよ! 鮮明に、昨日のことのように!」と強調し、メンバーを笑わせていた。

指原莉乃と≠ME。