和田アキ子

ステージ4の舌がんを公表し、22日に手術を終えたことを報告した堀ちえみ。24日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)でも取り上げられ、なかでも和田アキ子の「ある発言」が話題となっている。

 

■「頑張ってるのは本人」

詳細が報じられると、重い空気のなか和田が口を開いた。

「私個人の考えですよ。ほんとみんな『頑張って』とか(言う)。『頑張って』って言葉適してるのかどうか…。『頑張って』しか言いようがないんですよ(けど)ね」

 

「でも頑張ってるのは、本人なんですよね。(中略)なんて言えばいいのかわからなくて。とにかく『待ってるよ』っていう言い方…」

 

と、ひとつひとつ言葉を選ぶように語った和田。おまかせ準レギュラーIKKOが、その真意を汲みとるように、

「本人からすると、『これ以上どうやって頑張れっていうの?』って思われてもあれだし。本当難しいですよね」

 

と発言。和田も同意するように、大きく頷いていた。

 

■「強いですよね、彼女」と感心

また和田は、掘の持つ「強さ」にも感心しているようだった。

「ほんとにこの報道だけを見てると、強いですよね、彼女。日記のごとく、克明に自分で治療受けたことも書いてらして」

 

「ご主人がブログを代わりにやられてることにしても、前向きですよね。なかなかここまで強く…」

 

と発言した和田。「いろんな手術がありますけど。待ってますから」と和田らしい応援メッセージを送り、締めくくった。

■「頑張っては違う」と共感相次ぐ

この和田の発言に、ツイッターには「(私も)ほんと嫌い」「優しい人…」と共感の声が相次いで寄せられた。

 

■過去、子宮がんを経験した和田

こうした発言が出る背景には、和田自身ががんを経験していることが関係しているのかもしれない。1981年、主演ドラマのスタッフだった3歳年上のカメラマンと結婚した和田。

結婚から2か月後、体調を崩した和田が検査入院。そのとき「子宮がん」が発覚したそうだ。がんの過去を公表した番組では、「死ぬほど泣いた」と当時を振り返りながら涙ぐむ場面もあったという。

苦難を乗り越えた和田だからこそ、「頑張って」という言葉に違和感を覚えたのかもしれない。22日、11時間にわたる手術を終えた掘。克服を願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

和田アキ子、堀ちえみへの「頑張って」に違和感 その理由に共感相次ぐ