アトレティコ・マドリードスロベニア代表GKヤン・オブラクの契約延長が近づいているようだ。22日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 オブラクはレンタルで加入していたベルギー代表GKティボー・クルトワが、契約満了のためチェルシーへ復帰したため、2014年夏にベンフィカから移籍金1600万ユーロ(約20億円)で加入。

 同クラブのディエゴ・シメオネ監督からの信頼を勝ち取り、4シーズンに渡り正守護神を務めているが、国外の複数クラブが関心を見せるなど退団の噂が報じられていた。また、同選手も、クラブに愛着を持っているものの、自身の給与には不満を抱いていると伝えられており、首脳陣は契約の見直しを求められていた。

 報道によると、今回の契約更新で契約期間を2022年まで1年間延長し、年俸は1000万ユーロ(約13億円)まで引き上げられるようだ。また、契約解除金は現在の1億ユーロ(約131億円)から1億5000万ユーロ(約188億円)まで引き上げられるようだ。

 リーガ・エスパニョーラにおいて1試合平均失点が最も少なかったGKに贈られる『サモラ賞』を3シーズン連続で受賞しているオブラクは、先日契約を更新したシメオネ監督とともに長期にわたって留まることになりそうだ。

契約延長が近づくオブラク [写真]=Getty Images