京都サンガF.C.に所属する元日本代表DF田中マルクス闘莉王(37)が、Jリーグ通算500試合出場を達成した。

京都は24日、明治安田生命J2リーグ開幕節でアルビレックス新潟と対戦した。この日、ベンチスタートだった闘莉王は、ゴールレスで迎えた87分にFW宮吉拓実と代わって途中出場。そのまま最前線に入り、試合終盤にはヘディングシュートでゴールを脅かしたが、試合は0-0の引き分けで終了した。

この一戦でピッチに立った闘莉王は、これでJリーグ通算500試合に到達。クラブ公式サイトによると、その内訳はJ1リーグで395試合、J2リーグ105試合となっている。

闘莉王は幕張高等学校卒業後、2001年にサンフレッチェ広島に入団してプロキャリアをスタート。2003年に期限付き移籍した水戸ホーリーホックで攻撃的センターバックとしての才能を開花させ、2004年に浦和レッズへ。在籍6年間でJ1リーグ優勝、AFCチャンピオンズリーグ優勝、2度の天皇杯優勝を経験。2010年からプレーした名古屋グランパスでもクラブのJ1リーグ初優勝に導いた。2015シーズン終了後には一度退団するも、2016年8月に復帰。計7シーズン、プレーした。

京都では2017年からプレー。同年にはJ2リーグで15得点を記録し、DF登録選手としてJリーグ史上初の公式戦通算100得点を成し遂げた。現時点、Jリーグ通算500試合で104ゴールを記録している。

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