ユベントスは23日、セリエA第25節でボローニャとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。

前節フロジノーネ戦を3-0と快勝して2位ナポリとの勝ち点差を13に拡大させた首位ユベントス(勝ち点66)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦では0-2と完敗し、ベスト8進出が厳しい状況となった。心身ともに大きなダメージを負った中、アトレティコ戦のスタメンから4選手を変更。ディバラ、キエッリーニ、ピャニッチ、GKシュチェスニーに代えてベルナルデスキ、カンセロ、ルガーニ、GKペリンを起用した。

前節ローマに善戦した18位ボローニャ(勝ち点18)に対し、[4-3-3]を採用したユベントスは3トップに右からカンセロ、マンジュキッチ、C・ロナウド、中盤アンカーにベンタンクール、インサイドにベルナルデスキとマテュイディを配した。

そのユベントスに対し、アグレッシブな入りを見せたボローニャに11分、サンソーネのミドルシュートでゴールを脅かされる。

その後も圧力を受けるユベントスはペースを掴めない状況が続くと、24分にはエデラに際どいミドルシュートを打たれてしまう。続く29分にもサンタンデールに決定的なシュートを打たれたユベントスは、32分にようやく決定機。ボックス右からベルナルデスキの放ったコントロールシュートがわずかに枠の左上に外れた。

結局、劣勢を強いられたユベントスは前半2本のシュートに終わり、ゴールレスで後半へ折り返した。

迎えた後半も流れの悪いユベントスは55分、CKの流れからエムバイェに決定的なシュートを許すも、アレックス・サンドロがゴールライン前でブロック

そこで59分、アレックス・サンドロに代えてディバラをトップ下に投入。[4-2-3-1]に変更し、カンセロを右サイドバックに下げ、デ・シリオが左サイドバックに回った。

すると67分、苦しむユベントスが先制した。ディバラのパスを受けた左サイドのマテュイディがクロスを上げると、DFがクリアし損なったルーズボールをボックス中央のディバラがゴール右へ蹴り込んだ。

ディバラのリーグ戦2試合連続ゴールで先手を取ったユベントスは終盤、キエッリーニを投入して逃げ切りを図る。そして追加タイム1分のサンソーネのミドルシュートが右ポストに直撃して助かり、1-0で逃げ切り。

アトレティコ戦の敗戦を引きずったユベントスだったが、何とか勝利を取り戻した。

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