マンチェスター・ユナイテッドが、スポルティングに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(24)の獲得に興味を示しているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えている。

母国のボアヴィスタ出身のブルーノ・フェルナンデスは、2012年に加入したイタリアノヴァーラでプロキャリアをスタートさせると、ウディネーゼサンプドリアを経て、2017年にスポルティングへ加入した。高精度のテクニックに加え、モビリティにも優れる攻撃的MFは、加入初年度から公式戦65試合に出場し、16ゴール20アシストを記録。今シーズンもここまで公式戦40試合で22ゴール11アシストと圧巻のパフォーマンスを披露している。

そのブルーノ・フェルナンデスを巡っては、リバプールミランチェルシーが関心を寄せていると各紙が報道。しかし、今回伝えられるところによれば、他のクラブに先駆けてユナイテッドが本格的なファーストコンタクトを取り、近日中に同選手の代理人との会談まで漕ぎつけようとしているようだ。

しかし、スポルティングのフレデリコヴァランダス会長は、ブルーノ・フェルナンデスをチーム内で唯一の必要不可欠な存在だと考えている模様。財政難の中でもほかの選手を売却し、債務を賄いたい姿勢だという。

また、2023年まで契約を残すブルーノ・フェルナンデスの契約解除金は1億ユーロ(約125億円)に設定されている。新契約締結に向けて動き出しているスポルティングだが、6000万ユーロ~7000万ユーロ(約75億円~約88億円)の高額なオファーが届いた場合には、売却に応じる可能性があるとのことだ。

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