2017年のクリスマスイブに、大阪府箕面市で当時4歳の男の子が虐待を受け、死亡する事件が起こった。
25日に裁判員裁判が行なわれたことを受け、ネット上では怒りの声がふたたび広がっている。
■外傷性の腹内出血で死亡
しらべぇ既報によると、男児は外傷性の腹内出血で死亡。全身には殴られたアザがあり、母親(26)、内縁の夫(当時24)と知人の男(当時20)の3人が逮捕された。
裁判員裁判では、内縁の夫と知人に対し、それぞれ懲役12年を求刑。母親に要求されたことをきっかけに、日常的に男児と次男(3)に暴行を加え、男児を死亡させたと指摘した。
■「憂さ晴らしで虐待」と指摘
裁判のなかで、検察はふたりの男が、仕事をせずに生活費を母親に頼っていたことを指摘。その上で、「憂さ晴らしが目的だった」「子供たちにとっては拷問で、地獄の日々だった」と糾弾した。
一方、弁護側は積極的に暴行したわけではないこと、および当人らが深く反省していることを論拠に、懲役6年が相当だと主張。判決は3月1日に予定されている。
■非難の声が相次ぐ
この報道に対し、ネット上では非難の声が相次ぐことに。
・虐待はたとえ本人がそのつもりがなかったと言っても殺意ありとして殺人罪で裁いて欲しい
・たった12年…2年前に4歳で殺され、12年経ってもまだ亡くなった子は成人にもならない。それだけ幼い子供を殺して、たった12年
・仕事もせず、女に稼がせ、でも虐待はするってどんなクズだよ
・お腹を殴って殺したのに12年かあ…
■1割以上が虐待を受けた経験アリ
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,328名に「虐待」について調査したところ、1割以上が「虐待を受けたことがある」と回答した。
しかし、当たり前だが調査に回答できるのは「生き残った人」だけだ。亡くなった男の子は、今どんな気持ちで空の上から裁判を見守っているのだろうか。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代〜60代の男女1,328名(有効回答数)
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